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ようやく夏休み。お疲れ様。

一学期がようやく終わった。
37日間の夏休みが始まる。

一学期欠席日数は13日。
年のはじめから来ている冬服の上着を脱がぬまま夏休みを迎えた。
7月まで冬服上着に長ズボン、その下にスパッツを履いて過ごした。
どんなに暑そうだからやめようと言っても変わったのは長ズボンが夏用のスカートに変わるまでだった。それでも多分彼女にしてみれば最大限の譲歩であっただろうし、暑くないと言われれば止めることも難しい。

マスクをとることは顔を見られるから恥ずかしく、冬服を脱がないのはシャツの姿を見られるのが恥ずかしいからで、スパッツを脱がないのは足を見られるのが恥ずかしいから。
そうしていろんなものを我慢して生きているんだなと思う。

いつもと変わらないルーティンで過ごすのが枠にハマることから楽なようにみえるが、将来そのルーティンを変えざるを得なくなった時変えられないこともあるんだろうなとも思う。
変えられないことに苦しみ、疲れる日もきっとくる。やめたいけど不安でやめられないと苦しむ日が来る。

空気を読みすぎるほどに読み込み自分の立ち位置を常に考え行動する。人におかしく思われないように、変だと笑われないように、気を張って張り詰めながらひたすらその場の空気を読み、人の顔色を見て、声色を聞く。
怒らせていないか、迷惑になっていないか、理解して行動できているか、常にアンテナを張る。
それが今の彼女でその姿はやっぱり大変そうだって思う。そうまでして生きねばならない世界は本当に大変だねってそう思う。
家にいるときの彼女の罵詈雑言は聞くに堪えないし、はっちゃけぶりは騒がしいばかりだが、こうしてガス抜きしているのかと思えばそれもまた許さざるを得ない。

夏休みの宿題として出されたワークを5ページやって早速YouTubeの海に飛び込んだ彼女。
どんな夏になるだろう。
兎にも角にもお疲れさまでした。
親も子も。

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