見出し画像

奇妙にエロで暗かった父親の実家:複雑な家庭事情、2軒目の家

これは私、脱処女40代の苦労ねこルネが、病院に行くことなく挿入障害を克服した実体験のブログです。

挿入障害とは男の人のペニスを「挿れられない」「挿れようとすると痛い」「挿れても気持ちよくない」という女性のお悩みのことです。

あなたは、なぜ自分は、自分だけが挿れられないのかと悩んでいませんか?
「普通の体」になりたくて隠れて涙を流していませんか?
これを克服できた人はいるのか、いるとしたら一体どうやって克服したのだろうかと、実例を探していないでしょうか?

そんなあなたのためにこのブログを書きました。
あなたにとっても、私の経験が何かの役に立てば嬉しく思います。試しに読んでいってください。

私の性的トラウマの背景

私の子供時代には3つの家が関わっていた。

幼少期の育ち、経験は大人になってからも消えず、その人の人生を形作る。特に心が傷つくような経験は。
だから、人は人生の悩みにぶつかった時、自分の育てられ方にその原因がないかを振り返った方がよい。

子供のうちから悩みと苦しみだらけだった私は、この人生の振り返りを何度となく繰り返してきた。それでもまだ、振り返るたびに発見がある。

私を20年苦しめた「人生台無し」級の悩みは挿入障害だった。
しかし、挿入障害ほどではないものの、他の性的トラウマによる悩みもいろいろあった。
性的トラウマのありなしを探るとき、エッチなことをやけに嫌がるのは非常にあやしい。
だがあまりにエロに関心や執着があるようなら、そこにもトラウマが隠れている場合がある。

もし、あなたも人生の大きな悩み、そういえば何度も繰り返している悩みがあるなら、自分の育ちを振り返ってみると解決に向かうかもしれない。

ここでは私、脱処女40代の苦労ねこルネの、どんな育ちが大人になってからの性的な悩みを形作ったかを、かいつまんで物語っていく。

挿入障害だけでなく、あなたがセックスや男女関係にトラブルを抱えているなら「私の場合はどうだろう?」と振り返るきっかけにできると思うので、参考にしてみてほしい。

奇妙にエロで暗かった父親の実家

私の母親に養育能力がないことは明らかだったので、私はしばしば父の実家に預けられた。
そのおかげで私は餓死や虐待死をせずに済んだのだが、残念ながらこの家もエロに関してどこか歪んだ、奇妙な家だった。

自分の性的な体験談を何千回も話すちょっとヘンで普通にエロい祖母

まず祖母だ。私の挿入障害について直接の責任はあまりないが、なにしろ私の父の母だし、本人の振る舞いもどこか調子が外れていた。
何事につけ、何度も聞いた繰り言を飽きもせず何度でも口にする、父曰く「壊れたラジカセ」のような人だった。

祖母は自他ともに認める不器量で、その生涯でモテたことがなかった。
だがそんな彼女でも、うら若き19歳の乙女の頃、一度だけ布団に引きずり込まれそうになるという重大事件があったのだそうだ。
自慢なのか何なのか、彼女は周りの家族が聞いていなかろうが構わずその話を何百回、何千回と繰り返した。

そして、祖母はごく普通にエロ好きだった。
父の実家に預けられていると、居間のテレビのチャンネル権は彼女が完全に支配しており、昼間はエッチなシーンのあるメロドラマだとか、「嫁・姑110番」みたいなタイトルの相談番組が流れていることが多かった。

いつもではなかったが、祖母は私が居間にいることに気づいた時には「あんたがいる時は、これ(番組)はやめとこうか」と言ってチャンネルを変えた。ほとんどいつも変えたほうがよい番組を見ていて、チャンネルが変わらないことの方が多かったが。
この点は父とは違って常識人だったものの、この人からもよく世間にありそうな形で、マイルドにエロへの関心を育まれたことは間違いない。

性に対する嫌な印象を持たされた変態の叔父

次に父の弟、叔父。この人との関わりは悪い意味でインパクトの強い場面がいくつかある。

印象に残っている場面はまず何より、私が幼稚園くらいのころに一度叔父の部屋に入れてもらった時のことだ。

壁全面、びっしりと貼られた女性の裸。窓だとか、何か機能があって紙を貼れない所以外は全部写真やアニメ調の絵の女性の裸だらけという異様な空間になっていた。
当時の私にはそれがどういう状況か分からず、ちょっと変だな、なんとなく気持ち悪いなと思ったものの、しげしげと部屋の中を見回して、叔父に質問した。

「おっちゃん、このお姉さんたちなあに?」
「これぜーんぶ、おっちゃんのお嫁さんだよ」
私の質問に叔父はニヤニヤと嬉しそうに答えた。

さすがに絶対そんなわけがないとは分かったが、当時の私は賢いことに「ふーん」とだけ答えて反論しなかった。

そして、居心地の悪い空間だったのでそれ以来叔父の部屋に入ることはなかった。

次に印象に残っているのは数年後、私がまだ小学校低学年ぐらいの時のことだ。

父の「英才教育」の成果で順調に女性の裸に興味を持つ女子小学生になりつつあった私はある日、父の実家の居間で女性下着のカタログを裸目的で鑑賞していた。

すると偶然叔父が居間を通りかかり、ニヤニヤしながらこう言ったのだ。
「おっちゃんがおまえにブラ買ってやろうか?デュフフフフ」

何かよからぬ気配を感じた私は即座に「いらない」と断り、カタログを持ってその場から逃げ出した。

細かい説明は省くが、叔父はとにかく予想のつかない行動に出る危険がある人物だったのだ。

こうして振り返ると、この叔父からは性に対する嫌な印象を持たされた。
親族からかどうかはともかく、大人の男性からそんな影響を受けたことのある女の子は、かなりの数にのぼるだろう。
それが、その場限りで済まない影響を女の子の心に残す場合があるのが、なんとも厄介で腹立たしいところである。

地味だがこの家のエロについて何かを示している祖父

この家の人物として、最後に祖父のことを書く。
はっきり言って、この人のエロについての印象はささやかなものだ。
ささやかだが、一応書くだけの意味はあると思う。

祖父は寡黙でため息の多い、つまりは暗い感じの人物だったが、もの静かにタバコを吸いながら雑誌を読んでいる時、それはウサちゃんがトレードマークの「プレイ◯ーイ」であることがよくあった。
念のため説明すると女性の裸の写真が多めの成年向け雑誌のことだ。
そして、私の存在を知ってか知らずか、それを隠そうというそぶりを見せたことは一度もない。
私はよく祖父の背中の後ろから女性の裸をのぞいたものだった。

エロに対して少なくともオープンで、なにかが狂っていた家

特に祖父の様子を思い返して思うのは、父の実家はエロに対して、少なくともオープンなところがある家だったということだ。
祖父、祖母ともにエロなことを子供から隠そうとする様子はあまりなく、おそらくそれは父が子供の頃から変わっていない。

私はオープンなこと自体が悪いことだとはまったく思わない。
むしろ変に隠すよりはよほど良いとさえ思っている。
だが、そのような家で育った子供たちのうち一人は壁全面を女の裸の絵で埋め尽くす大人になり、一人は実の娘に対して執拗な性暴露をする、頭の中がエロに支配されたような大人になった。

幼い頃からの性への暴露が必ずこんな大人にするわけではないとは思う。
実際、父の他の兄弟はもっとまともな人たちだ。
しかし、いつどのような情報に触れさせるかについては十分に吟味したほうがよい、とは言えるかもしれない。
過干渉は過干渉で子を病ませるが、まったく無配慮でよいはずはない。

もうひとつ、この家の印象として残っているのは暗いということ。エロはオープンなのに暗い。
この家よりよほどひどい環境だった両親の家よりも、エロに拒絶感があった母親の実家よりも、不思議なことに私は父の実家を暗いと感じていた。
父と叔父がおかしな育ち方をしたのには、この暗い空気が関係していたのかもしれない。

これが、奇妙にエロい2軒目の私の家だ。
過ごした時間の長さで言えば1軒目と2軒目で私の子供時代の大部分を占めている。

この父の実家から私が直接受けた影響は、実のところエロに関してはよくわからない。
本当にひどい性暴露を受けていた両親の家と、エロに拒絶感のある母親の実家の間で、比較すると一番まともに「普通にエロい」家のような感じになって、あまり目立たないのだ。
それでいて間違いなく、父が私の挿入障害の元凶となる、変質的な人間に育った家なのである。

あやしいのは自分の性的暴行未遂の話を無限リピートしていた祖母だ。
なんでもないことのような口調でオープンに話していたので、当時はラジオの雑音のようにまったく無視していたが、祖母は実はその出来事で心理セラピーを施した方がよいような深刻な性的トラウマを受けていた可能性だってある。

そしてトラウマのような潜在意識にかかわる心の問題は、親から子へ伝わっていく。
極端な例では産み落とされてから一度も会ったことがない母親の、その子を産んだ後にした問題行動を、子供がそっくりなぞってしまうくらいに親から子へ伝わってしまう。

もし祖母が若い頃に未解決の性的トラウマを負っていたとしたら、それは父や叔父の生育にも小さくはない影響を与えていただろう。

あなたの家系は大丈夫だろうか?
なにか、親から子、祖父母から孫へと世代を超えて連鎖してしまっている運命のパターンに心当たりはないだろうか?
もしあるなら、出来ることならその源流がどこにあるかを見つけておくことをおすすめしたい。
それがあなたやあなたの家族、あるいは子孫にあらわれる問題を解決するための、大事なカギになるかもしれないからだ。
家族や親戚のつながりが薄くなってしまった現代では、それが難しくなってきてしまったが。

苦労ねこに直メ相談してみませんか

悩んでいるあなたの直メ相談を受け付けてます。
Xかインスタで、裏垢からで全然OKです。
誰にも知られずに、私だけにあなたのお悩みを教えてください。
「はじめまして、noteを読んで相談したいです」
みたいなメッセージを最初にもらえると、私も安心します。

X
https://x.com/kuronekorune

Instagram
https://.instagram.com/kuronekorune/

挿入障害のほかに、生理痛、セックスレス、夫婦関係など、私でよければ話してみてください。実際にして、乗り越えてきた苦労の数は人に負けてないと思います。

「脱処女40代の苦労ねこルネ」ってこんな猫です
苦労ねこがポチポチ書いてきた記事の一覧です

#挿入障害を病院に行かずに克服した体験談
#挿入障害に苦しみ続けた20年
#挿入障害克服
#在宅ワーカー
#リモートワーカー
#テレワーカー
#セラピスト
#地方暮らし
#東海地方
#静岡
#愛知
#岐阜
#三重
#40代
#アラフォー
#50代
#アラフィフ
#挿入障害
#高齢処女
#レス妻
#処女卒業
#脱処女
#処女喪失
#ロストバージン
#普通の体になりたい
#挿入できない
#入れるのが怖い
#入れるのが痛い
#セックスレス
#性機能障害
#性交痛
#性交痛改善
#あそこの痛み
#膣萎縮
#女性器開発
#病院こわい
#医者いらず
#自然療法
#性体験
#セックス
#SEX
#夫婦関係
#夫婦生活
#未完成婚
#脱処女40代の苦労ねこルネ
#苦労ねこ
#苦労ねこルネ
#挿入障害を自力で克服
#脱処女


いいなと思ったら応援しよう!