認知症について考える
ども~、こんばんわ、トモモトです。
いつもは、某サイトでBL小説や、ファンタジー小説を書いているトモモトですが、実は、真面目な介護福祉士なんです。
今日は、介護についてのよもやま話をさせていただこうかと思てます。
国は、2025年問題とかいって一時期、めっちゃテレビで認知症について流してた頃がありました。
せやけど、テレビでいってるのは、あくまで表の認知症のお話。
ほんまのディープな認知症の世界は、そんなもんやない!
何せね、5分おきに同じこと言う人とか、夕方になれば帰りたいとか言う人、はては、ロウベン、おむつ外し、異食・・
とにかく、ここでは、テレビで言わない認知症の話をしようと思います。
まず、認知症とは、何か?
何て話は、ここでは、しません。
そういう話は、もうテレビでいっぱいしとるでしょ?
トモモトがするのは、現実の話。
まず、最初にトモモトが言いたいのは、認知症とは、もっとも人間的な病だってこと。
記憶というその人のその人たる核が壊れてしまう病なんだよ。
この病の特効薬があるとすれば、それは、共感することやな。
例えばやけど、施設で落ち着かなくなっちゃって、暴力をふるっちゃったりする爺ちゃんがいるとしよう。
このとき、必要なのは、何か?
落ち着かせる薬?
暴力を防ぐ拘束?
家族に連絡して来てもらう?
どれも、間違いです!
トモモトは、まず、なぜ、その人がそういう状態になったかを考えます。
なぜ?
何が引き金になったのか?
何より、今、その人の中で何が起きているのかを考えます。
もしかしたら、退屈しちゃったのかも。
あるいは、ふと、なぜか、そこにいる自分にきづいちゃったのかも。
何でそこにいるのか、わからなくなっちゃってるのかも。
そして、考えたら、次は、感じてみる。
もし、自分がその立場ならどうやろ?
回りに知らへん人ばっかりおったら?
自分がなんで、ここにおるのかわからんようになったら?
どうします?
トモモトなら、きっと、怖くなると思います。
早く!
ここから、逃げんかったらあかん、思いますわ。
そしたら、知らへん人たちが、トモモトのこと行かせてくれへんのや!
なんか、にやにや、笑うて気色悪いし。
離してくれへんやん、この連中!
なんや、こいつらは?
なんの目的があって、トモモトを引き留めるんや?
なんか・・
わからへん。
悪夢の中みたいや!
離せ!
ここから、出してくれ!
とか、なりますわな。
まあ、こういうことなんですわ。
寄り添いやら、なんやら言いますけと、こういうことなんですわ。
共感する力。
それが、1番大事なんですわ。
それは、優しさとか、思い遣りとか言われるもんかもしれません。
こんな大切なことやけど、子供やってようしっとることやけど、なんやら、すぐに忘れられてしまうことです。
普段の忙しさやら、ストレスやらで、トモモトたち、介護職の人やて、忘れてまうことがある。
でも、ほんま、大切なことやからね。
ここは、ほんまに試験に出るし。
まあ、長々とアホな話をしてしもうて、すんません。
こんな話を終わりまで聞いてくれた人、ほんまにあんた、ええ人やわ。
ありがとうな。