Vol.28 PENTAX67ことバケペンに触れる。
今日はひょんな事からPENTAX67、通称バケペンを一夜お預かりしました。
今回はこのバケペンのお話です。
このバケペンは仕入れ先メーカーの社長の亡きお父さんが愛用されていたものです。
社長は全くカメラに興味がないため、ずっと会社の事務所で埃をかぶっていたそうです。
そんな何年も放置されている中。
偶然、自分がカメラを趣味としていることを営業担当者から聞いた社長がなんかでっかいカメラあるけど自分(社長自身)は全く使わないから動くなら買取価格で譲りますよと連絡をくれました。
営業担当者を通じて写真をとってLINEで送ってくれました。
その送られた写真を見たらなんと初代の67(ミラーアップなし)でなかなか年季の入っていそうな雰囲気でした。
後日、社長の事務所にカメラを見に行ったのですが自分の知識では動くかどうか判断できず。
そこで、もし社長が良ければ自分がよく利用する中古カメラ店で見てもらって良いか確認し、OKということだったのでバケペンとそれ以外のカメラなど預かってきた次第です。
めちゃくちゃ重くて腕がプルプル。
自分の腕に手ぶれ補正機能が欲しいなと思いましたね。
ウッドグリップがめちゃカッコいい。
本当にでかいカメラだ・・・。
重戦車と言われたNewF-1が小さい。
少し自分でもバケペンが動くかどうか色々電池入れて動かしてみましたがどうも動作しません。
これは期待薄かな。
社長からは自分が要らないなら全部売ってしまってください。と言われています。
社長、本当にカメラ興味ないんだなwww
ガッツリ黄変してしまったSMC105mm f2.4。
このレンズ、ここまで黄変してなければレンズだけでも欲しかったんだけど流石に黄変の度合いがひど過ぎる。。。
※写真ではこの程度ですが肉眼ではこの1.5倍増しの濃さに見えます。
防湿庫ではなくただの段ボールに保管していただけだったそうなのでカビが出てないだけ奇跡か。
バケペンを預かった翌日、カメラ屋さんに持ち込んで確認して貰いました。
案の定、通電してませんでした。ジャンク扱いです。
バケペン以外にも預かったカメラやレンズはカビだったり錆だったり、低速のシャッタースピードが出ていなかったりで・・・。
ま、それでも数があったのでそこそこのお値段になりました。
価格はご想像にお任せします。
買取金額のお金は当然、仕入れ先の社長に全額渡しました。
さてさて今回、中判カメラが手に入るかもと考えたら急に中判カメラに興味が湧いてきました。←単純です。
で、カメラ屋の社長に中判カメラでお勧めはありますかと聞いたら中判カメラなら645にした方がいいよとのことでした。
67はミラーショックが大きいから色々撮るのであれば645が一番汎用性があるとのこと。
ということで、645を手に入れるべくネットサーフィンをしております。
いつか中判カメラ買いましたという記事あげる日が来るかもしれませんね。
では、また。