vol.52 単体露出計の導入
2021年の年末に単体露出計を購入したお話。
いまさら露出計ってどうなの?って思うでしょう。
自分も思いましたよ。
なにせそんなに出番のあるとも思えない令和3年のミラーレス興隆期に露出計を買いたいと思う人はそうはないでしょう。
お値段も新品だと安いもので2万円以上します。
そんな露出計を購入しようとした経緯について・・・。
購入理由1 フィルムカメラで失敗確率を減らしたい。
自分はFilmcameraでよく写真撮影します。
で、フィルムカメラはデジタルカメラに比べて露出の失敗が一番怖い。
シャッター速度が1/8000もあるEOS-1vであれば使用するフィルムにもよりますがレンズの絞りをF2.8~F5.6にしておけばまず大丈夫ですが、NewF-1は1/2000、CONTAXariaは1/4000、PENTAX645では1/1000が最高速なわけなのでやっぱり露出overで写真がダメでしたというのは恐怖なんですよ。
しかも、露出overになるとファインダー内で「露出overだぞ!!」という大げさなシグナルは出ない子たち(ファインダー内のどっかが点滅するとか見落としそうなサインは出る)ばかりなので事前にきちんと露出を計っておくのも大事だなと思うようになり露出計を探す旅に出ることにしました。
購入理由2 ストロボを使いこなしたい。
そして二つ目の理由はストロボを上手に使いこなしたいという思いでしょうか。ポートレートでスタジオ撮影をすることもあるのでストロボを使う機会もあり、撮ってはチェック、撮ってはチェックで露出の最適解を探す時間を
なるべく短くしたかったこと。
購入理由3 露出が読めるようになりたい。
やっぱりこれが一番ではないでしょうか。
自分の言うところの露出が読めると言うのは撮りたい写真を撮るための露出。カメラ任せではない自分で露出をコントロールしたいと言うことです。
まぁ、そんなこんなで露出系を探す旅に出たのですが、意外にあっさり見つかりました。
たまに行くハードオフさんで1万円で売ってました。
MINOLTAのオートメーターです。
店頭でチェックしたら意外にも結構ちゃんと動く。
そしてちゃんと付属品(?)もついてた。
これはいいなと思い、即購入。
最近はこの露出計とカメラを持ち出しては露出の誤差がないか確認中。
そして気づいた、入射光式の露出を測って写真を撮ると今までよりいい感じに撮れる!!
露出計すごいな!!って興奮してます。
ビューファインダーを装着した反射光式では最新のデジタルカメラであるEOSR6やX-T4と数値は変わらないので主に入射光式で使うことになるかも。
しばらくはこの露出計とfilmカメラを持ち出して遊ぶかもしれません。
では、また。