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天気予報クイズ(意外と知らない天気予報の豆知識!)

天気予報はいつも気にしているけど詳しいことは知らない、という人向けに天気予報クイズを作ってみました(少し、遊びも入れてます)。これは天気予報を知るためのクイズですから、答えが分からなくても大丈夫です。天気予報に興味のある方は是非「解説」もご覧ください。

【正解数評価】10問中5問以上正解⇒あっぱれ、3〜4問⇒上等、1〜2問⇒並、0問⇒ぼっ〜と生きてんじゃねえよ!(byチコちゃん)


【天気予報クイズ】

問1)ひまわり8号とは何でしょうか?
①気象庁長官の車 ②気象衛星 ③気象予報用のコンピューター

問2)曇時々雨と曇一時雨で、雨の降っている時間が長いのはどちらでしょうか?
①曇時々雨 ②曇一時雨

問3)週間天気予報で、信頼度Aは「的中率が明日の予報並みに高い」です。では、信頼度Bは、適中率が何日先の予報と同程度でしょうか?
①2日先 ②3日先 ③4日先

問4)気象観測所の近くの公園で雨が降っていて、気象観測所で雨が降っていない場合、その地域の天気は雨か曇かどちらでしょうか?
①雨 ②曇

問5)台風の最大風速が33m/s以上の場合、台風の強さが3段階で表示されます。3段階の一番下は「強い台風」、次の強さは「非常に強い台風」ですが、最も強い台風の表示は次のうちのどれでしょうか?
①超強い台風 ②めっちゃ強い台風 ③やばい台風 ④猛烈な台風 

問6)天気予報で「未明」とは次のうちどの時間帯でしょうか?
①21時〜24時 ②0時〜3時 ③3時〜6時

問7)空の全天に占める雲の割合を0〜10で表す場合(10分雲量)、快晴の定義は「雲量1以下」です。では、晴の定義は雲量2からどこまででしょうか?
①雲量4以下  ②曇量5以下 ③雲量8以下

問8)「アメダス」とは何でしょうか?
①雨量測定器 ②雨検知器 ③地域気象観測システム 

問9)2019年の週間天気予報で7日先の「降水の有無の平均的中率」は約何%でしょうか?「降水」とは雨、雪、みぞれ、あられ等です。
①60% ②70% ③80% ④90%

問10)気象衛星で雲の状況を観測することができますが、夜の雲は観測できるでしょうか?
①できる ②できない


【回答】

問1)②    問2)①    問3)③   問4)②   問5)④  

 問6)②   問7)③   問8)③   問9)②   問10)①


【解説】

問1)ひまわり8号は、静止気象衛星で宇宙から地球の雲、水蒸気、海氷、黄砂等を観測しています。可視画像、赤外画像、水蒸気画像があります。

問2)予報期間の1/4未満の時間で雨が降る場合は「一時」、1/2未満の時間で雨が降る場合は「時々」です。また、「のち」は予報期間内の前後で天気が変わる場合に使われます。

問3)信頼度Bは「適中率が4日先と同程度で、降水の有無の予報が翌日に変わる可能性が低い」確度がやや高い予報です。尚、信頼度Aは「降水の有無の予報が翌日に変わる可能性がほとんどない」確度が高い予報です。

問4)気象庁では、観測所での観測結果がその時の天気となります。

問5)一番強力な台風は「猛烈な台風」で、最大風速は54m/s以上です。

問6)未明は0時〜3時です。21時〜24時は「夜遅く」、3時〜6時は「明け方」です。

問7)晴の雲量は、「2以上8以下」です。天気予報では、快晴と晴を「晴」として発表しますので、空に雲が全く無い場合も8割くらい雲がある場合も同じ「晴」になります。少し注意が必要です。

問8)アメダスは、「雨出す」とか「雨ダス」と誤解しそうな名前ですが、地域気象観測システム「Automated Meteorological  Data Acquisition System」の略でAMeDASです雨、風、気温、日照時間等を自動観測します。日本全国に約1300ヶ所(約17km間隔)もあります。

問9)2019年、一年間の「7日先の全国平均の降水の有無の適中率」は約70%でした。尚、同じく2019年の明日の予報の平均適中率は84%でした。あと10%くらい適中率が上がると嬉しいですね。

問10)夜の雲も観測しています。可視画像は日中のみの観測ですが、赤外画像は夜も観測できます。それは、雲や陸や海の温度の高低を赤外センサーで検知し白黒画像に変換するからです(高度の高い雲は温度が低く、白く写ります)。気象庁HPの「気象衛星」で雲の画像を見られます。気象衛星画像をみると、「今は曇っているけど、1時間くらいで晴れそう」とか「今朝は晴れているけど、昼から曇りそう」ということが分かるようになります。



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