見出し画像

あなたの記事タイトルが「輝かない」本当の理由

「タイトルは、最後につけましょう」

これは、わりとよく知られている字書き界隈の「掟(おきて)」です。

ですが、わたくし先日こんな投稿を拝見しました。

(どこでお見かけしたかは忘れてしまったのでソースはごめんね…汗)

「タイトルは最初につけるべき!なぜなら、最後につけると記事の内容がぼやけちゃうから!」

最初に見たときは「おおっ!」と思いました。
実はわたしも、タイトルを最初につけてしまうことが(実は)けっこうあるからです。

(わかる〜!最初に決めちゃうのも場合によってはアリだよね!)

でも、ちょっと考えて「…ん?」となりました。

「最後にタイトルをつけると記事(の内容)がぼやけてしまう」

…ん!?!?!?
これって、大問題じゃない…!?!?

タイトルを決めないで書くと記事がぼやけるだとぅ!?

それは…

「最初に記事のテーマをしっかり決めてないから」だああああ!!!!

そう、テーマ(何を書くか・主題)とタイトル(記事の名前)は似ているけどまったくの別モノ。

なんとなく一緒にしていると痛い目をみます。
しっかり分けて考えないといけやせんぜ旦那ぁ!!

たとえば、今の時期デパートでたくさん売っている「箱入りのチョコレート」を想像してください。

テーマは中に入っている「チョコレート」、
タイトルは箱を彩る「パッケージ」です。

ね?
そう言われるとぜんぜん別物なのがわかるでしょ?

中身が決まってないのにパッケージだけあったらおかしいし、

ふつうは「中身(テーマ、コンセプト、味)」をあらかじめしっかり決めてから、その世界観なり味なりを最大限アピールできる(かつお客さんの目を引く)パッケージを作りましょうってなるよね。

これ、noteの記事でも一緒です。

まあ、パッケージ先行でイメージを固めて、それに合わせて中身を決めるってパターンもあるだろうけど…ここで言いたいのは「中身」と「パッケージ」を分けて考えようぜってことなのでよろしく。

これを知らずにタイトル≒テーマと思って進めちゃうと、

ぼや〜っとしたイメージのままに記事を書き上げて、最後にタイトルを決めるときになって「あれ?なんか合わないぞ?」「なんかブレちゃった?」となるわけです。

でも、これってハッキリ意識している方は少ないような気がしていて。

いろんな方のnoteを添削していても、ここで失敗してしまっている人が多いように思います。

タイトルと内容が合致していないのも困るし、「ブレちゃった?」のモヤモヤを引きずって、ちゃんとタイトルをつけられないのも困るよね。

え〜…最初に決めろだの最後に決めろだの、じゃあテーマとタイトルってどうやって考えたらいいのよ!

って方もいると思うので、ここからはわたしが普段テーマとタイトルをどんな風に考えているのかを書いていきます。

これがぜったい正解!ってわけではないけど、少なくともこれを意識すれば「タイトルと内容のちぐはぐさ」だったり、「タイトルと中身の大きな不一致」、

あとは「記事がタイトルから脱線して「モサっと」すること」は、かなりの確率で防げちゃうのでおすすめ。

さて。

わたしが記事を書くときは、前述のとおりこの2つをきっちり分けて考えます。

・テーマ
・タイトル

テーマは、その記事で読者に「何を伝えたいか」を端的に表したもの。

自分だけがわかっていればよくて、わざわざ本文中にはっきり書く必要はないけど、ここが伝わらないなら記事としては失敗、というやつです。

タイトルは、内容に絡めつつ、お客さん=読者が記事に目を留めてくれるようにアピールするもの。

多少の飾りつけだったりが必要な場合も多々あるし、必ずしもテーマと完全一致させる必要はありません。ここは「ぱっと見」のインパクトや引きが優先です。

だからといってまったく違う内容を想像させるものだと、せっかく読みにきてくれても内容不一致で離脱されるので、そこは難しいところだけどね…

たとえばあなたが今読んでいる「この記事」だったら、

テーマは「テーマとタイトルを混ぜて考えちゃうとと失敗するよ、っていう事実の提示とその対策」

タイトルは「あなたの記事タイトルが輝かない本当の理由」(=それはテーマとタイトルを一緒に考えてしまっているから)

なんだよね。

〜タイトルがパッとしない、読まれない、タップされない、とか色々な候補を考えたけど、気楽に読んで欲しかったので「輝かない」を採用。ちょっと前向き感が出たかな?

テーマ決めのポイント

note記事の添削を依頼されてやるときに「あなたが書いたこの記事のテーマを教えてください」って聞くと、

自分が書きたいこと(これが書きたかったんです!)を答えてくださる方がいるんだけど、

ここではあくまで「読者が知りたそうな言葉で、内容を端的に言うとどうなるか?」って視点で考えることがコツ。

たとえば自分の好きなVチューバーを紹介したい!として、(なんでもいいけど、仮にくろめがって名前にしておこう笑)

テーマ(伝えたいこと)を「Vチューバーくろめがのいいところ!」としちゃうと、「自分が書きたいこと」になってしまって記事テーマとしてはあんまり適していない。

というか、そもそもあんまり面白くなさそうだし、脱線しちゃいそうな気配もぷんぷんするでしょ?笑

この「テーマだけ見てすでにちょっと面白そう」ってなるのがかなり大事!

だからテーマ決めは「読者が知りたそうで、かつ自分が書ける・書きたいところ」を意識するとよくって、

「くろめがが最近Vチューバー界で流行り始めている理由」(=というテーマで分析もちゃんと書きつつ自分的推しポイントを書く)ってすると一気に書きやすくなります。

タイトルづけのポイント

タイトル最初・最後につける論争に沿ってお伝えすると、わたしは「最初にも最後にも」タイトルをつけます(笑)

どーゆーことかと言うと、

記事を書き始めるときに、まずは「テーマをそのまんま表すもの」として仮タイトルをつけます。

そして記事を書き、最後にテーマに沿ってきちんと記事が書けたか・脱線したり余分なものがないかを確認します。

きちんと書けていたら、最後に、お客さん用に目を引く最終タイトルを考えます。(考えると言うか、調整します)

だから、最初にも最後にもタイトルを考える。
なんですね(笑)

…というわけで、今回はタイトルづけのポイントをお話しました。

もっとnoteのタイトルについて知りたいって方は、以前に書いたこの辺の記事もおすすめです↓↓

それでは、また次の記事でお会いしましょ〜ノシ☆

▼このnoteを書いた人▼

フォローはこちら

くろめが
noteを愛する元編集者。「スキを増やしてnoteを楽しく続けるコツ」や「noteマネタイズに役立つ情報」「初心者でもkindle出版ができるワザ」などを発信中!東北在住・5歳ボーイの母。タロット(やる方)に沼り中。書店で深呼吸すること、オットと息子を吸うことが趣味←

noteでできたこと
・note公式に、1年で10回ほど紹介される
・アカウント開始3か月でマネタイズ開始
・Amazonにて『noteとスマホだけのズボラKindle出版』を出版。息子と入院ちゅにも関わらず、新着ランキングで1位を獲得
・Amazonにて『マネタイズをはじめる前にnoteでやっておくべき20のこと』を出版。新着ランキングで1位を獲得のち、3ジャンルでトップ10入り(☆4.7大感謝!!)
・#映画にまつわる思い出 お題コンテスト入賞(エッセイ)

▼売れてます!マネタイズ前に知って差がつく!▼

マネタイズの前に知っておいてほしいテクニックやアカウントまわりの設定がわかります!わたしが描いたマンガ入り!笑

▼楽しく書いてマネタイズする黒マガジン▼

マッチョなガチマネタイズはちょっと違う…でもせっかくnoteを書くならマネタイズしたみたい!そんなあなたのためのマガジンです^^(買い切りなので、記事が増えても追い課金なし!)

▼Kindle出版してみたいあなたへ▼

note記事とスマホで手軽にKindle出版する方法をまとめた本です。あなたも出版…いかがですか?^^

▼添削サービスあり〼▼

編集やライティングのプロの方々にもご活用いただいています!わたしの記事ってこれでいいの?どうしたらもっと面白くなるの?と思ったらぜひ!初心者歓迎!

いいなと思ったら応援しよう!

くろめが@note駆けこみ寺
3月に引っ越しをします。費用がやばすぎるので、いただいたチップは引っ越し費用にさせていただきます…!よろしくおねがいします!

この記事が参加している募集