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2023年3月21日春分図で見る今年一年の未来予測と考察。2025年春分図も少し。マンデン占星術

コロナを経て2年。2022年は人々の交流も緩和され、徐々に日常の暮らしを取り戻しつつあった。しかし国外での動乱や物価上昇、円安など、経済的には困窮の時代へと突入している。

先行きが見えない暮らしや経済状況の中で、ある程度未来を予測することができれば生きやすくなるのではないか。計画や準備ができるのではないか。
あるいは暮らしをそれにフィットさせ、無理なく過ごせるのではないかとわたしは考える。

もちろんその情報は、学者の話やデータから引っ張ってくることもできるし、信頼できるものを選び取ればよいと思う。わたしの場合は長年、西洋占星術の一種のマンデン占星術で未来予測をしている。
マンデン占星術とは、国家や組織、政治金融、社会動向などを占う際に用いられるもので、別名「社会占星術」とも言う。
地球そのものを占うこともできるし、日本など国家を占うこともできる。
詳しくはマンデン占星術の権威であるメリマン氏(アメリカ人)の著書を熟読されたし。

今回の場合は占う地を日本の首都:東京に設定し、日本の国家、国民、政治や経済などに注目して、春分~翌春分までの1年間の予測をたてていこうと思う。
もちろん、これを信じるも信じないも個人の自由だ。それにわたしは気を付けるべきことを重点的に挙げるので、不安になる人には要注意の内容である。しかしながらわたしがそれを列挙するのには理由がある。それはわたしが、悪いことが急に起こると混乱してしまう性質のため、予め心と物理の準備をしておきたいためである。よって似たような性質を持つ人にはおすすめの事項だ。

毎年、念のために前置きしていることを書くが、西洋占星術は占いの一種として捉えられているが、実質的にはアメリカやイギリスなどで多くの占星術師が研究に勤しんでいる学問である。学問だと言うと、天文学者からは否定的な意見を伴うが(占星術師と天文学者は長年意見の不一致により対立しているが、わたし個人としては占星術を嗜んでいても夜空を見上げ天体観察をすることや天体を学ぶことは好きである)、とりあえずお金を払えば占星術協会の会員になれ、ジャーナルや論文を読むことができる立派な学問である。なので単なるスピリチュアルの一種とか、霊感的な何かだとは思わぬように。

それから、世の中には予言や陰謀論が数多くあり、それらはどんな時代でも流行するものだが、マンデン占星術は予言ではないことをはっきりと言っておく。
これは予言ではない。春分図をもとにした1年の予測である。
そのため、ピンポイントで何が起きるかはわからない。そういう予測ではなく、ある程度の流れや傾向を見て人々がどう動くか、気候がこうだから予測される災害は何か?というのを分析するものである。

だから分析者によっては結論が違うこともあったり、わたしの予測だけでは考えや分析が足りない面もあるだろう。
しかしおおよその筋は合っている。現に数年前からの記事を読み返してみるとおおむね時代の流れはつかんでいるように思う。

そのためこの情報は、未来をどう生きるか?という計画のためのいち情報として捉えてほしい。完全にこれを鵜呑みにして真実と捉えないこと。この情報をもとに自分でも分析してみること。そうすることでマンデン占星術がなくても先見の明が得られると思う。

今回は2023年の春分から翌年の春分までの1年間の予測を記載する。
しかしこの春分図は、2025年の春分図と対になっており、非常に興味深いメッセージ性があることから、後半では2025年の春分図についても少し解説をいれる。
また2025年と言えば、それこそ多くの予言者が大災害を予言したり、2025年問題や、団塊の世代が75歳以上になると言われており、何かと話題に挙がっている年である。
しかしながらわたしの予測としては、2025年よりも2026年からどう生きるかということを、今のうちから考え、少しずつ行動すべきことである。

あと、コロナの2020年から「風の時代」と騒がれているが、わたしはその説に信憑性を感じず、嫌いなので否定する。
知らない人のために解説すると、西洋には火・水・風・土という4つの元素で成り立つという世界観があり、西洋占星術にもこの原理が用いられるのだが、「〇〇の時代」というのは約200年間スパンで構成されるブロックだ。

2019年までは「土の時代」と言われていて、土が象徴する物質主義や安定思考の価値観が主だったが、2020年から「風の時代」で、改革的で自由な価値観が重視されるという考えである。

しかし言わせて頂きたいのだが、200年もあれば火・水・風・土の象徴はどこかしらで表れ出でるだろうよ。2020年のコロナで生活様式が変化したと言うが、2000年のインターネット普及、2010年の携帯電話普及なども生活様式が変化しただろうよ。
まあ時代はスッパリと変化するわけではなく、グラデーション的に変化するものだから、200年のうちの20年前からその片鱗が見えててもおかしくはないが、要するに「風の時代」の中にも風以外の事象が起きるので、「この先200年は風だよ」と安直に思うのは危険だということ。

ちなみに2023年~2026年は風よりも火や水のほうが影響が強いので、今のところ200年も生きることができない人間にとって、「風の時代」という言い方がマッチしないと思うのはわたしだけか?それよりも先5年~10年くらいを見据えた方が現実的である。

2023年3月21日6:25 東京の春分図

太陽が牡羊座のサイン0度となるのが春分図である。

AC牡羊座・火・カーディナルサイン

まず念頭におきたいのが、2023年は活発で情熱的な雰囲気があること。
それは天体の多くがカーディナルサインという活発な宮に属すためである。
この時、エレメントはだいたいバランスをとるものの、若干火のエレメント優位かと思われる。
そのため、水を得た魚のように(いや、この場合、火に油のほうがイメージとしては正しいんだが)人々も物事も活発に動くだろう。

「考えるよりもまず動け」という方針が大きく、それはそれで評価されやすい。パッション押しのプレゼンもなぜか通ってしまいやすい。もちろんそれだけでは仕事的にはマズイので、どこかで冷静になったり、計算したほうがいいのだが、基本的には「やる気さえあればなんとかなってしまう」傾向にある。

第12室・第1室に偏る天体

ホロスコープを見て思うのが、天体や感受点が第12室と第1室に偏っていることだ。

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