魔術を研究し自然と共生する魔女蜜猫
黒猫魔術店の代表、魔女の蜜猫です。
私の仕事は、
・魔術の研究をし、それを公表すること。
・魔術の正しいやり方を伝えるために魔術キットの販売やイベントを開催すること。
・広く認知されるためにブログやYouTube動画などの多数メディアでやり方等を説明・活動すること。
・自社製品である魔女畑の野菜とハーブの調合
・セミナーで弟子を育成
・占いや未来予測、霊視など鑑定
こういったことをやっています。しかし私の一日としては物凄くシンプルで、
・朝起きて、五芒星のお祈りをする。その後、瞑想と柔軟をする。
・畑に行って木と野菜とハーブの世話をして、魔術の研究をしたり、本を読んだり、未来の占いをする。
・夜寝る前に運動と瞑想をする。五芒星のお祈りをして寝る。
こんな感じで日々生活を送っています。これはわたしの好きな作業であり、わたしの仕事です。つまり、わたしにとって魔女はライフスタイルに近いものです。
魔女と呼ばれる今でこそ、「魔女の宅急便のキキの実家のお母さん」になりたいなあと(もうそんな歳になるのでそろそろ千と千尋の湯婆婆の方がいいかもしれない)思いますが、わたしは最初から魔女になりたくてなったわけではありません。
身体を治したい
わたしは生まれつき(母体にいる時から)身体が弱く、学校など人と同じ生活をすることに苦痛を感じていました。特に胃腸の病気を持っており、毎日投薬をしてそれと付き合っていたのですが、それでも痛い日もあれば平常な日もある。このランダムに押し寄せる体調の波に、わたしは疲れていました。
当時はまだ「人と同じこと」が立派な良い子という風潮があったので、わたしは我慢してそれに耐えていましたが、とうとう13歳の頃に倒れて手術をしました。その時子供ながらに思ったことは「医者は治らないとわかっていてずっと薬を飲ませるんだな」ということでした。(医者が悪いわけではありません)
本を読み漁る
それからわたしは自分の身体は自分で治すしかないと悟りました。ずっと薬を飲み続ければすぐに楽になれますが、根本的解決にはならないからです。わたしはこの先ずっとこれで悩むのと、自力で解決するのとを天秤にかけて、自分でチャレンジしてみようと思ったのです。
そこでまずは知識が必要でした。様々な本を読みました。健康に良いとされるスーパーフードや健康食品やサプリメントなど。特にハーブに惹かれてハワイ、シアトルまで行って研究を見てきたこともあります。
わたしの身体はハーブを取り入れることで徐々に良くなっていきましたが、同時に疑問が生まれました。「あれ?この本に書いてあることは祖母もやっていたな…」
家系の霊媒体質
実はわたしの家系は霊感が強い霊媒体質人間を量産します。祖母、父、わたし、弟、娘…という具合にみんな変なものを見たり体験したりしています。
わたしが祖母に聞いた話では、うちは猫の憑き物筋だということです。猫は古くから道祖神と関連付けられていますが、うちにいる猫は神様のようなものではありません。ここで神様の話をすると少し長くなるのでそれはまた別の機会に。
そんなわけで祖母は「村でなんでも知ってる不思議な人」(昔の言い方をすると家巫女)でした。薬草を漬けたり、おまじないをしたり、霊と会話したりしており、祖母も病気がちの人でした。
そしてわたしは特に霊感が強く、子供の頃から神社や山へ修行に行かされていました。しかし祖母は早くに亡くなり、その後祖母の霊感をわたしが引き継ぐ形でさらに強くなり、イギリスやバリで修行をしました。もちろん日本各地へ行ったりして今でも修行しています。
魔術との出会い
つまり生まれ落ちた家系がそんな不思議ワールドだったので、オカルトや心霊体験は物心ついた時から経験済み。例えば朝起きたら全身に切り傷があるとか、腕を引っ張られるとか、わたしひとりだけの妄想ではなく、家族みんなで体験・証明している状態でした。
祖母がハーブ(薬草)にも詳しかったので、わたしが呼んだ本に書いてあるハーブのオイル(マジカルオイル)もすんなり受け入れることができたのです。祖母は特に石にそれを塗っていたことを思い出し、実際に使ってみると願いが叶ったりして、効果があるな!と思えたのです。
ここからわたしは、興味を持って色々調べていきます。ハーブ学から植物学、鉱物学、錬金術、占星術、気付けば「魔術」という分野にハマっていきました。しかも魔術はそれひとつで完結しない、複数の分野が集まった知識で構成されるので、後でから「同じことを言っている!」となるのが楽しかったのです。
オカルトには懐疑的
一方でわたしは懐疑的でもありました。この本に書いてある魔術儀式のやると本当に願いが叶うのか?と疑問にも思っていました。それは、うちの家系が霊媒体質のせいで、そういった不思議なものに関わるとろくなことがないという教訓から生まれるものもありました。
そこで実際にそれをやってみたり、他人に試して貰ったりしました。しかし自分自身で納得いく答えが出たのは、2013年11月の完戸修平さんとの出会いでした。
彼は山形県米沢市でカフェを経営する一方で脳科学(心理学)のセミナーやコーチングをしています。わたしはそれに参加しました。細かい内容は忘れてしまったのですが、そこでわたしは「魔術って脳科学じゃん」と納得したのです。
魔術書に書いてある面倒な所作、日にち選び、小難しい言葉などはすべて「脳に意識変容させるため」だったのです。意識が変われば見えている(感知している)世界が変わるので、起こって来る事象が変わる。そういう仕組みなんだと納得しました。
宿命というやつ
そういったふたつの経緯から、もうわたしはこうして生きていく宿命なんだなと思いました。薬の量を減らすことができても体調に波はあるし、ちょくちょく修行にも行かなければならない。身体のために自分で育てた野菜とハーブを食べたい。
そう考えると自営業しかなかったし、自分の持っているスキルは気が遠くなるほどベッドで読んだ本だと思いました。わたしを助けてくれたり、運命的な出会いもありました。例えば、店舗が欲しいと引き寄せの魔術をしたら、本当に店舗を譲って貰えたり。
経営にまったく知識がないわたしですが、身近にEC(インターネット通販)業界のレジェンドである森本さんや我孫子さんや岸本さんがいて、そこでも「TOCって魔術だな」と思いました(笑)。
つまり宿命ってやつは、ラッキーでトントン拍子に事が運んでいきます。無事に黒猫魔術店の実店舗とECサイトをオープンすることができました。
29歳で癌になる
しかし29歳の頃、癌が見つかりわたしは3度の手術をすることになります。この手術の後に、癌細胞が見つからなければもう手術しなくていいと言われ、わたしは自分で四大属性の魔術や占星医術とハーブ学を取り入れた食事と生活をしました。
具体的に言うと、体が冷えるから癌になりやすいので、体を温める服装と食事をしました。
この頃に撮影・執筆したわたしの電子書籍ですが、外で撮影しているものは6枚くらい服を着こんでいました。この頃病気のせいで痩せていたので…
身体を温める食事は、主に「生姜紅茶」。
それも飲む時に皮ごとすり下ろした生姜を入れるものです。これが最強。死にそうな時って面倒だと思わずに続けられたのも良かったのだと思います。
結果的にわたしの癌細胞は消えました。ハーブや魔術の知識があってこそ、自分の身体を守っていけるのだと思い知りました。
これからのわたし
わたしはこれからも魔術を研究していきたいし、それを皆さんに教えたり、実験結果を公開することで誰かのために貢献できると思っています。
不思議なことなのですが、目に見えない力は知性によってコントロールできるようになります。
だから眉唾ものな情報が錯綜している昨今、皆さんには本当に正しいやり方・知識を知ってほしい、扱ってほしいと思うし、よくこの業界の人が悩んでいるお客さんを依存状態にしますが、そうではなく、「自分で解決する力」をつけてほしいと思います。
プロに相談する、これはいい。
でも最終的に道を切り拓いていくのは本人の努力や向上心だけです。
わたしの仕事に少しでも興味を持ってくれた方は、黒猫魔術店は具体的にどんなお店なのか?もご覧ください。
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