スーパーは発明だ
そろそろ決算発表の時期に入ってきたからきょうから注目すべき決算関連の記事をみていくにゃ。
① イオン、営業益最高 総合スーパー10年ぶり黒字
イオンの復活が止まらないにゃ。コロナ禍の影響もあってちょっと前まで振るわなかった総合スーパー事業がV字回復。食品だけではなく衣料品も10年ぶりに黒字。「セーターなど普段使いの衣料品はイオンのPBで済ませる。安価で機能も十分」というお客さんもいて、セブン&アイのイトーヨーカ堂が祖業のアパレルから撤退するのとは対照的にゃ。
薄利多売なイメージのスーパーだけど、アイデア次第で儲かる事業に変わり、消費者にとっても嬉しい味方になる。まさにスーパーというビジネスそのものがわれわれにとっては欠かせない発明品ですにゃ。
② 〈地域発 光る企業〉ハローズ、35年連続増収
決算ではないんだけど、イオンに続きスーパーネタをもうひとつ。こちらは独自のビジネスモデルで収益を上げ続けている岡山のスーパー、ハローズ。なんか24時間営業ってもう時代にそぐわない不健康なイメージが強かったけど、使い方次第で企業と従業員、取引先との関係にプラスに作用するんだにゃと思ったにゃ。スーパーって調べてみると意外と掘り出し銘柄があったりする面白い業界かもにゃ。
③ パルHD、今期上振れ 純利益25%増
今やアパレルというよりすっかり「スリコ」で快進撃を続けるパルも相変わらず絶好調にゃ。ただ、「下半期は原材料費や人件費などの上昇で経営環境が一層厳しくなる可能性がある」(為田招志常務執行役員)っていう不吉なセリフで記事は締めくくられていて、そのせいか今のところ株価の反応もイマイチにゃ。そろそろ市場は次の材料を探し始めてるといったところかにゃ。