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春の気配を探しに長居公園へ。満開の大寒桜と小さな、小さな大寒桜に感動🌸

春っぽい雰囲気を探しに大阪市東住吉区にある長居公園へ行くと、ちょっと不思議な木に出会いました。

長居公園内にある長居植物園。園内に咲く花はまだまだまばらでしたが、大寒桜が咲いていました。

一般的に桜と呼ぶソメイヨシノに先駆け、寒空の下で満開の花を咲かせる大寒桜。

スマホで自撮りをするカップル。ベンチから眺める老夫婦。木の周りを走り回る子ども。やっぱり満開に咲く花は華やかで人気がありますね。

ひととおり大寒桜を撮り終え、そこから視線を外すと5mほど離れたところに、ほんの小さな小さな大寒桜の木が生えていたんです。

最初は「枝が落ちているのかな?」と思いましたが、たしかに生えている。

カメラを持って「なにを撮ろうかな」と意識していなかったら見逃していたかもしれません。

ただでさえ寒い時期に咲く花なのに、か細い枝からきれいな花を咲かせる小さな大寒桜。

その生命力と力強さに感動してしまいました。

それと同時に、ミッキーマウスの生みの親ウォルト・ディズニーのこんな言葉を思い出しました。

逆境で咲く花は、すべての花の中でもっとも珍しくて美しい
(The flower that blooms in adversity is the rarest and most beautiful of all)

困難や逆境に立ち向かい、それを乗り越えたとき、人としての魅力が開花する。

そんなことを早春の大寒桜に教えられたような気がします。

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