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喜多川泰著「株式会社タイムカプセル社」の読書感想

2015年発行。
図書館で借りました。読書っていいですね。

○オススメしたい方
会社、仕事、家族などあらゆることに「疲れ」を感じている方。なんかつまらないなぁとか、退屈だなぁとか思っている方にもオススメです!

○読み終わった時の気持ち
喜多川泰さんの小説に全部共通するんですが、とても文章が優しいんです。そして登場人物に共感情移入しちゃうんですね。読み終わったときは微笑んでいる自分がいました。毎日、色々なことに追われて大切なことを危うく見失うところだったな、と気づかされたような気がします。

○面白かったポイント
題名にある「株式会社タイムカプセル社」という会社に主人公が入社して物語は始まるんですが、まずその会社がやっている事業に興味が湧きます。そして登場人物たちが忘れていた昔のことを、気持ちを、思い出した時に表現される気持ちの震えがたまらなく感動しました。

最後に
最後までスラスラと読める本です。話しの展開リズムもよく、次どうなるのー?っていうワクワクしながら読める本でした。主人公(男性)の年齢が45歳で就職活動をしているところからの話しなので、つい最近転職活動をしていた自分にはなんか妙に惹かれるものがありました。
最近の本ではないですが、気になる方はぜひ読んでみて下さい!
読んだことある方、感想教えて下さい!

ありがとうございました!

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