モノにも愛を
皆さんは普段、読んでいる本って大切にしてます?
えっと、突然の問いですいません。
一見、モノを大切にしてない人の発言かもしれませんが、僕はいつも新品で買った本をボロボロにしてしまいます。
でも売らずに持ってる本が大半です。
中学生の時に初めて買った漫画が、CLAMP先生の「ツバサクロニクル」なんですが、桜と小狼がかっこかわいいぞ、こいつらと思ったお気に入りの巻からジャケ買いしたのを覚えています。
それも全巻揃えて未だに我が部屋の本棚に鎮座しています。
それは本だけじゃないです。
服も大学生から未だに着ているものがたくさんあります。
下手したら高校生から使っているものもあるかもしれません。
外行きではもう使えなくても部屋着にしたり、Tシャツなんかはもう冬の重ね着してて下着扱いになってるところもあります。
家用と外行き用を頑張って使い分けているというかそういう感じです。
今は使わなくなったものは売れるメルカリなんかが流行って久しいですが、僕はなかなか売れるものが見つけられません。
探そうという努力をしていないだけかもしれないけれど。
でも、そんな行動の中に僕自身のポリシーがあるんだって最近、そんな自分に気がつきました。
モノを自分らしくボロボロにする。
それはモノを自分らしいものに改造する儀式みたいなものなんだと思います。
自分らしく改変するくらい使うことでさらに自分の持ち物に愛着が生まれる。
犬とか動物は自分の落ち着くものに自分の匂いを擦り付けたりする。
それで自分のものにしていく。
ものを持つってそう言うことなんだと思います。
でも古着や古本を買うってなんだろうと僕は考えてしまいました。
なんでしょうね?
僕は、それは前の持ち主の歴史を引き継ぐということなのかもしれないなと思ってます。
前の持ち主のクセを愛しながら、自分のクセを加えて自分のものにしていく。
そう考えるとモノを大事にしていけそうですね。
現代はいろいろなものが溢れていて、その中で、リユースやリサイクルなどの言葉が叫ばれてきました。
でも一番はそのものにどれだけあなたらしい愛着を持てるかにかかっているんだろうなっておもいます。
あなたのお気に入りなものはなんですか?
人も出会いだけど、持ち物も出会いです。
今はコロナウイルスの影響でなかなか服や本など身の回りのものを買うことが億劫になっている時期な気がします。でもそういう時だからこそ大切にしたいものに出会いたいものですよね。
ぜひ、末永く身の回りのものも大切にしてください。