みんな歩んでいくんだ、だから僕も…
こんにちは!
今回は、はじめに言うと僕は、なるべくnoteを書く時は誰かにこういうことを発信したいとか、こういう情報がありますよ!!っということを据えて書くよう心がけています。
けれども、今日はちょっと個人的な日記みたいなことを書いていきたいと思っています。
僕は、社会人になって半年で仕事を辞めた時に、繋ぎとして派遣のバイトをしていました。今日は久々にその時、一緒に働いたことのあるメンバーとランチをしてきました。
みんな結婚披露宴の給仕をしていたスタッフやバイトの仲間です。
それぞれに結婚したり、就職したり、または転職したりと散り散りになったメンバーですが、まだ未だにSNSで繋がっているので今回もまた集まることができました。
中には高校の頃に同じ部活で活動をしていた後輩もいるくらいですから本当になんの因果なのか不思議なものです。しっかり者の彼とおっちょこちょいの僕が同じ部活でよく副部長と部長をやっていたものだと今思うとすごく懐かしくもあり、部活運営の苦労や喜びに溢れた思い出が頭を過ぎります。
そんな僕たちが今日、集まったのは以前、働いて式場の披露宴会場でした。
顔見知りのスタッフに何の会?って聞かれたら何の会かなんて自分たちには言えないくらいに特にまとまりがあって集まったわけではない集まり。
それでも、お互いの近況を話し合えるのはすごく幸せなことなんだろうなって思ってます。
その中で僕は一人の女性をとても姉のような気持ちで慕っています。
彼女は、きっと覚えていないかもしれませんが、僕はあの時、半年で1社目を退社して、人生に迷っていました。正直、今でも迷っています。
でも今どうにか立って歩んでいる自分がいるのは彼女が言ってくれた一言が一つ、今も支えになっているおかげかもしれません。
当時、披露宴で使われた食器類を二人で片付けていた僕は彼女に今、どんな仕事をすればいいのか迷っていること、またフリーターでもいいのかもしれないという弱気な発言をしたことをうっすら覚えています。
そうしたら彼女は、
「私たちはアルバイトなんだから、将来もそれでいいわけないじゃない!!」
ってなんだか僕のことなのにどこか怒ったような口調でそう言ってくれたことを今でも覚えています。
なんだか、なんの変哲もないその一言が今でも彼女に会う度になぜか思い出して背中を押してくれる、そんな気がしています。正直、僕の中では、とても嬉しい言葉でした。
そして、今日、ちょうど一年と少し前に結婚した彼女と3ヶ月ぶりに再開しました。そうすると、彼女はどこか嘘みたいなテンションで来年、私は母になるんだという話をみんなに告げました。
僕は正直、おめでとうというとても喜ばしい気持ちもある反面、どこか寂しさや悲しさを感じていました。
どうしてなんだろう。
わけのわからない自分の感情を考えているとそこで僕は、気がつきました。
僕はどこか彼女に甘えてしまっていたのかもしれないということに。
どんどんと未来を歩いていくその人の強い背中をどこか行かないでくれと縋る弱い幼子のような自分がいたのかもしれません。
そして人の幸せをみていないで、あなたも自分の幸せを探しに行きなさい。
そう言われたような気がしました。
僕はよく他人の幸せを願うあまりに自分の幸せをしばしば忘れてしまうことがあります。
それを彼女は昔も、そして今もまた僕に知らしめてくれているのかもしれません。
彼女にもしまた出会うことができるとしたら来年の春か夏です。
その頃には僕も胸を張って何か変われましたという報告をしたい!!
そう思っています。
そんな未来を夢見て、明日をまた頑張って行こうと思います。
今回もノートをみていただき、ありがとうございました。
それではまた。