大人になって知る|独言
脳内が少し漏れ出たようす。
本人は
自分の安全確認や
生存確認のために
おこなっているが、
その多くに自覚はない。
なんか、安心するんよねー。
独言とはいえ、一人のときに発するものばかりではない。
二人以上で居ても独言は独言である。
独言の多い人物と共にいると、このようなことがある。
相手から質問されたことに対して
こちらは答えているのに
「一切無かったことにされる」というものだ。
これは
⚫︎質問はされていなかった
⚫︎相手の独言だった
のである。
された方はたいへんに驚く。
首をひねる事態であり、腹を立てたくもなるかもしれない。
しかし、独言を放った方に自覚がない。
脳内にあるはずの言葉が漏れ出し他人に届いている、という想像などできるはずもない。
「責めるほどのことでもない」とやり過ごしてほしい。相手の脳から漏れ出た言葉が空に浮いた空間を、「これもまた一興」と構え、うっすらと共有するのだ。
そのうち、自分からも漏れ出てしまう言葉があるかもしれない。
そうなれば、双方向の独言による会話の成立をみるかもしれない。
これは、ごく稀で奇跡のような瞬間であるが、当の本人たちにその自覚はもちろん、ない。
若者さん たくさん楽しんでね♪
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