《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第三回「〈鈴と道化服〉亭 奇聞(きぶん)」
奇聞(きぶん):珍しいうわさ。変わった話。
アガサ・クリスティーについておさらい
アガサ・クリスティーは、1920年代から
1970年代まで活動していた作家さんで
『謎のクィン氏』は1930年発表の12篇からなる短篇集です
(正確には短篇集としての出版が1930年)
アガサ・クリスティーの長いキャリアでは初期の作品ということになるでしょうか
「〈鈴と道化服〉亭 奇聞」のあらすじ
サタースウェイト氏はリムジンに乗って移動中にパンクしたタイヤの修理のためある村で足止めされます
修理が終わるのを〈鈴と道化服〉亭で待つことにしたサタースウェイト氏
そこにいたのは…
「〈鈴と道化服〉亭 奇聞」感想
謎を解くためにクィン氏とサタースウェイト氏は仮説をたてて推察します
その仮説から導き出す答え… 最初はちょっと無理矢理すぎないか? と思ったのですが、最後にちゃんと証明手段(物的証拠)も書いていて なるほどね。と
「〈鈴と道化服〉亭 奇聞」感想(※ネタバレあり)
「〈鈴と道化服〉亭 奇聞」作品を初めて読んだときにドキッとした一文があって それがクィン氏の言葉
“2025年の現在から…”
彼らは彼ら自身が100年未来の住民と仮定して物事を見ようとしている
アガサ・クリスティーの発想には本当に驚きます
個人的なアガサ・クリスティー祭り中
9月はアガサ・クリスティーの誕生月
いつもより多くアガサ・クリスティー作品の感想を書きたい ということで
感想を短篇集の1篇づつ書いて遅筆をカバー(というかごまかし)
できたら9月中に『謎のクィン氏』の12篇全て書きたいなーと それが目標です
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