タイトル

【読書】革命のファンファーレの冒頭文

キングコング 西野亮廣さん著、「革命のファンファーレ」。
今更ながら手にとった。

とりあえず、冒頭の文章がお気に入り。
読み返すかもしれないので、noteに記しておこう。

 大人はあなたを指して、「ゆとり世代」だとか、「さとり世代」だとか、「草食」だとか云々かんぬん。自分達に比べると、まるで最近の若者は"人として能力が低い"といった言い草だ。
 ただ、「最近の若いヤツは....」という苦言は、それこそエジプトの古代遺跡にも象形文字で刻まれていたぐらい手垢のついた言葉で、おそらく人類誕生時から今までずーっと言われ続けていることだろう。
 もし、その言い分が正しければ、理論上、人類なんてとっくに絶滅している。スケールダウンを繰り返している生物が生き残るわけがない。

 だけど、僕らは今日も生きている。
 時代や環境に合わせて、アップデートを繰り返してきたからだ。
 動物であろうと、植物であろうと、いつの世でも種として優秀なのは"年下"で、これは抗いようのない自然界のルールだ。
 若者世代への批判は、そのほとんどが"進化への乗り遅れ"に他ならない。

これは、あくまで前置きの文章だったのだけど、とても共感できたので、思わず購入。
今の場所ではないが、私が新入社員のとき、「ゆとり世代」と括られることが間々あった。生物学上、同じ人間であるはずなのに、向こうから宇宙人的な扱いをしてくるので、こちらも当然一線を引く。言葉もそうだけど、態度もそう。宇宙人に失礼か。

【実際あったこと】
部長「昨日、夜中3時まで、プレゼン資料作ってたんだよね~。(みんなに聞こえるように)」
(昨日早く帰った私をチラ見)
私「...(何の自慢だよ。もっと早くやっとけよ)」

....また別の日。
今度は、昨日ほぼ徹夜で仕事してた私に対して、
部長「この仕事やっといてくれ」
私「分かりました。(3日はかかるな...明日からやるか。)」
夜20時過ぎている。帰り支度をする私。
私「では、お先に失礼します。」
部長「は?明日までの仕事なんだけど。今からやらなくてどうやって終わらすんだ。いつまでにやるかくらい聞け。これだからゆとり世代は。」
私「....(確かに聞かなかった私も悪いけど、昨日徹夜だったの知ってるよなぁ....)」
部長「そういう態度で、やる気がないなら帰っていいぞ!」
私「あ、じゃあ帰ります。」
本当に帰った私。

次の日から、私は、他の人の前でいじめられるようになった。1年後、その会社を辞めた(その時、秒で辞めればよかったと後悔している)。
あまり過去を振り返るのは好きじゃないので、この辺にしておく。

何を話したいか分からなくなってしまった&極端な例で申し訳ないけど、信頼関係が築けていない状態で、ネガティブな意味合いで○○世代と使うのはNG。今回のは、部長が合わない人間だっただけという説も大いにあるが...。
人や世代よりも、発した言葉や行動で判断できる人間になりたい。

私の周りには、尊敬にする若い世代がたくさんいる。ふとした時、モチベーションに繋がる

価値観・環境の変化の波に、今からでも乗れるようにがんばりたい。進化したい。








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