駄文から
自分という人間は、中途半端な人間である。やりたいことをやっていて、超えるべき壁を越えようとはせずに、逃げ道を探し、そこに逃げ込む。
自分の意思で始めたことが続けていくと、誰かに褒めてほしいという自己顕示欲が増していき、他人の評価に羨み、嫉妬し、悲劇の主人公気取りし、自己愛で折れた心やプライドを修復する。自分の人生は、その繰り返しだ。
たまにちっぽけな反骨精神を武器に、嫉妬していた他人に上回る成績や評価を貰おうとするが、失敗してしまう。失敗から学んだつもりで同じ轍を踏む。敗北者の典型だなと自画自賛してしまうほどに。
そんな自分が駄文を書いている。
誰かの文章を読むことが好きである自分は、よくSNSで投稿されているものから書店で販売されているものまで、無意識のうちに見てしまう。 それを実感したのは、最近である。
きっかけは友達のnoteである。彼の文章を読むと、彼の人間性や文学的センスを知り、彼と知り合い、友人の一人として会えたことに感激し、同級生なのにここまで、違うのかと思い知らされた。 他にも、好きな映画監督やバンド、小説家達の文章を読むのも同じ様な感覚になった。
だから、彼らが日常を過ごして何を思っているのか、環境の人々や芸術の影響で刷り込まれた価値観は何だろうと知りたくなり、自分も書いてみようと思ったからである。
一週間後、一カ月後、一年後この文章を読んだ自分は何を思うのだろう。
楽しみである。。
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