45歳のオッサンをプロデュースしようと思ったワケ
ダメになったらやり直せないのだろうか。
そんなことを考えていた。
7年前。 両親と絶縁しタコ部屋に転がり込み、パチプロを名乗って生きることが嫌になって作家になろうと決めた。
安定した生き方をしていた自分が無頼を名乗り、非正規雇用で働きながら書き殴ったものを3年位公募に出し続けた。 作家の世界は甘くない。 ぽっと出の奴が認められるなんて稀だ。
自分が描いた世界を映像にして見せようと考えた。 借金をして機材を揃え、役者とスタッフを集め、自らが指揮を採って映画監督になった