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『キャプテンサンダーボルト』って合計何キロくらい移動してるの?
『キャプテンサンダーボルト』は、2014年に文芸春秋から単行本が刊行された、阿部和重さんと伊坂幸太郎さんの共著です。
小学校時代の旧友・相葉時之と井ノ原悠は、ちょっとした手違いから謎の外国人テロリストに追われるはめに。
そのテロリスト「銀髪の怪人」の目的は、「ゴシキヌマの水」を手に入れること。
これはどうやら金になりそうだと踏んだ相葉と井ノ原は、「ゴシキヌマの水」の秘密を解き明かし、一攫千金を成し遂げるべく動き出す。
しかしそこには、他にも多くの謎が絡んでいて、二人は徐々に思いもよらない巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
まさに伏線が伏線を呼ぶ、一言一句が伏線のエンタメミステリー超大作なのですが、この作品、とにかく移動が多い。
最強のラスボス・「銀髪の怪人」から逃げるため、そして「銀髪の怪人」を倒すため、山形県と宮城県とをひたすら行ったり来たり。
ロードノベルと言っても過言ではない移動シーンの多さなのですが、ここでわたしは、ふと気になってしまいました。
これ、全編で何キロくらい移動してるんだろう、と。
というわけで、どうでもいいことなのですが、『キャプテンサンダーボルト』で主人公たちが合計どのくらい移動しているのか、真面目に計算してみました。
※ページ数や内容などは2017年に文春文庫から刊行された文庫版に準拠しています。
2013年7月15日(1日目)
●山形市内のホテル→サンセット劇場
『キャプテンサンダーボルト』の大冒険、もとい大移動は、山形市内のホテルから始まります。
取引相手の取り違えから乱闘騒ぎに。
敵の髭面男のスマートフォンを奪った相葉時之は、愛車のトランザムで宮城県の市街地にあるサンセット劇場に逃げます。
県境を越えた先にある、仙台市街を目的地に据えて、相葉時之はファイヤーバードを離陸させた。(上巻・p62)
出発地。文中には具体的なホテルの名前は出てきていないのですが、山形市内の「国がらみのレセプション」(上巻・p23)が行われるほど大きいホテルということで、山形グランドホテルと仮定。
目的地。調べたところ、サンセット劇場というのは実在しないようですが、「仙台のアーケード街」「一番街の、アップルストアの並びにあるビル」(上巻・p119)とあるので、一番街のアップルストアに設定。
グーグルマップで一番上に出てきた車ルートは、山形グランドホテル→Apple仙台一番街…64.5km。
●サンセット劇場→仙台市愛子
銀髪の怪人からなんとか逃げおおせた相葉時之は、サンセット劇場で偶然の再会を果たした井ノ原悠とともに仙台市愛子の空き地に向かいます。
青葉山トンネルを抜け、愛子地区に出た後、さらに何キロか直進する。交差点で左折し、緩やかな上り坂を進むと住宅団地に出るが、その一画に空き地があった。(上巻・p164)
ここもはっきりとした地名は出てこないのですが、ニュー愛子団地公園という場所がありました。
サンセット劇場(Apple仙台一番街)→ニュー愛子団地公園…11.8㎞。合計76.3km。
●仙台市愛子→サンセット劇場
空き地に車を停めて今後の動きを検討した二人は、サンセット劇場に戻るという結論を出します。鳴神戦隊サンダーボルトの劇場版のことについてサンセット劇場の支配人に話を聞く、という井ノ原悠の当初の目的を果たすためです。
「それなら、戻ろうぜ。おい、戻るぞ」というが早いか、エンジンをかけていた。車体が震える。
「戻る、ってあの映画館へ?」その行動の速さに井ノ原悠は面食らった。(上巻・p184)
Uターンなので、ニュー愛子団地公園→Apple仙台一番街…11.8㎞。合計88.1㎞。
ここで初日は終了。
ちなみに、相葉時之のトランザムはこんな車のようです。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61335872/picture_pc_a223485b5b49c80edab137fe54991760.jpg?width=1200)
種類や年式などは違いますが、それでも派手な車だということはじゅうぶん分かります…。これで逃走はかなり目立ちますねぇ。
2013年7月16日(2日目)
●サンセット劇場→青葉城
ここから2日目。
朝一番でサンセット劇場に戻った二人は、そこで思いがけず、公開中止になった幻の「鳴神戦隊サンダーボルト」劇場版を鑑賞。
御釜について衝撃の事実を知る二人。しかしその直後、相葉時之がなぜか警察に連行されてしまいます。
残された井ノ原悠は、桃沢瞳からの電話を受けて徒歩で青葉城へ。
「ちょっとやばいので、一回切ります」井ノ原悠がそこで電話を切ろうとするため、桃沢瞳は必死に頭を回転させる。
どこかで落ち合うべきだ。囁く声ながらも鋭い言い方で、「青葉城で。わたしも今、仙台だから」と滑り込ませるように言った。
(上巻・p259)
青葉城ではヒットしなかったので、青葉城本丸会館に目的地を設定。
サンセット劇場(Apple仙台一番街)→青葉城(青葉城本丸会館)…2.3km。合計90.4。
●青葉城→動物公園
青葉城で、無事、桃沢瞳と合流した井ノ原悠。
これまでの経緯を説明し、それぞれが持つ情報を擦り合わせるため、桃沢瞳は運転するトヨタ・アクアを動物公園の駐車場に入れます。
なぜ動物園に? と訪ねるより先に、車は加速し、細い道を行き、気づけば桃沢瞳が駐車場の発券機に硬貨を投入していた。
たくさんの車が停まるこの場所であれば、怪しまれずに話ができる、という判断のようだった。(上巻・p273)
「仙台 動物園」で調べると八木山動物公園という場所が出てきたので、ここで間違いないでしょう。
青葉城(青葉城本丸会館)→八木山動物公園…1.5km。合計91.9km。
●動物公園→井ノ原家
動物公園の駐車場で状況を整理したのち、井ノ原悠は自分の家に帰ることにします。
自分は相葉時之に巻き込まれただけであり、警察から逃げ回って怪しまれるよりは、説明して、部外者だということを分かってもらったほうがいい、と判断したのです。
井ノ原悠が、「俺は家に帰るよ」と言ってきた。
「映画館の支配人に『逃げろ』と言われて、必死で逃げてきたけれど、さっき君が言ったように、俺は、相葉に巻き込まれただけの、元同級生だ」
(上巻・p284)
さて、ここが上巻で一番の難関。
井ノ原家は一般の住宅であるため、はっきりとした住所が出ていない以上、目星のつけようがない…。
仕方ない。ここは飛ばしましょう。
●井ノ原家→長町のショッピングモール
部外者のはずの井ノ原悠の自宅に突如警察が乗り込んできて、井ノ原悠は間一髪で自宅を抜け出します。
井ノ原悠が再びの逃走を決意したのは、警察に連行された相葉時之が村上病感染者として報道されていたから。
相葉時之は小さい頃に予防接種を済ませていて、村上病に感染することはありえないはず。
事態に不信感を抱いた井ノ原悠は、タイミングよく自宅前に戻ってきた桃沢瞳の車に乗り込むことに成功。
桃沢瞳のトヨタ・アクアは、ひとまず長町のショッピングモールを目指します。
桃沢瞳には、仙台南郊、長町のショッピングモールを目的地とするように、と指示を出していた。
動物園同様、車で賑わう駐車場の中でなら目立つまいという判断だ。
(上巻・p300)
ザ・モール仙台長町という場所が実在するようです。
井ノ原家を飛ばしたので、八木山動物公園から直接ここに向かったとして、
八木山動物公園→ザ・モール仙台長町…4.4km。合計96.3km。
●長町のショッピングモール→仙台市立病院
長町のショッピングモールでの作戦会議の結果、井ノ原悠と桃沢瞳は相葉時之の救出に向かうことに。
井ノ原悠の間諜を利用して検索したところ、相葉時之は仙台市立病院に搬送されたことが判明します。
「来た。相葉時之の名前がヒットした」
「どこのコピー機?」
パソコンのキーを触り、情報を読み出す。画像ファイルが表示されるのを待つ。
「仙台市立病院だ」
(上巻・p310)
仙台市立病院も、もちろん実在。
いやあ、このあたりは実在の場所や建物が多くて助かります。
ザ・モール仙台長町→仙台市立病院…2.0km。合計98.3km。
●仙台市立病院→萩野町一丁目バス停
さて、ここからは下巻に突入。
仙台市立病院への搬送は一時的な措置であり、相葉時之は救急車に乗せられて自衛隊病院へ。
井ノ原悠と桃沢瞳のトヨタ・アクアは、相葉時之を奪還するためこれを追いかけます。
ところが、その道中、アクシデントが発生。
少しすると、桃沢瞳は車の速度を緩めつつ、行く手に突如あらわれた煙幕を訝しむようにした。
「あれ、なに? 煙が凄いけど、まさかこんなときに事故?」
フロントガラスから前方を見通すと、萩野町一丁目のバス停があるあたりで、相当な数の発煙筒が焚かれているように見える。
(下巻・p37)
ほんのわずかな距離でしょうが、車の走るルートを確定させるためには外せません。
仙台市立病院→萩野町一丁目バス停…5.9km。合計104.2km。ここでついに大台の100キロ超え。
●萩野町一丁目バス停→上愛子小学校
相葉時之の奪還に成功した井ノ原悠と桃沢瞳。
三人を乗せたトヨタ・アクアは、鍵を握る男・鳴神戦隊サンダーボルトのレッド役を務めていた赤木駿に会うため、国道457号のガソリンスタンドに向かいます。
しかし、その途中でまたもアクシデントが。
「検問かも」
前を見れば、緩やかに右方向へ湾曲した一本道で、赤のブレーキランプが連なっていた。
(中略)
相葉時之は、助手席と運転席の間に設置されたカーナビの画面を眺めた。上愛子小学校が右前方に見える。
(下巻・p56、p57)
救急車から消えた相葉時之を捕まえるための検問です(「銀髪の怪人」が偽情報を流していて、実際には相葉時之とは似ても似つかない人物の手配書が回っていた)。
萩野町一丁目バス停→上愛子小学校…20.6km。合計124.8km。
●上愛子小学校→国道457号のガソリンスタンド
検問を切り抜けたトヨタ・アクアは、今度こそ赤木駿との待ち合わせ場所であるガソリンスタンドへ。
ここが難しいところ。
国道457号の、上愛子小学校から、このさらに次の目的地である賽の磧の駐車場までの間には、いくつものガソリンスタンドが。
どうにか絞り込めないものかと手がかりを探すと、ありました。
下巻p65に、
秋保温泉の看板が目に入った。
との一文が!
さらに、p66。
(中略)井ノ原悠が、「そこだ」と声を弾ませた。身を乗り出し、指を突き出している。
左手にガソリンスタンドの看板があった。民家の並んでいる列に紛れ込むような形で、不意に出現した気配だった。
とも。
国道457号の上愛子小学校から秋保温泉の旅館(これは1ヶ所のみ)の間にあるガソリンスタンド、さらにその中で左手にあるものは…1つだけ!
上愛子小学校→国道457号のガソリンスタンド(ENEOS)…10.3km。合計135.1km。
●国道457号のガソリンスタンド→賽の磧の駐車場
赤木駿のガソリンスタンドで「銀髪の怪人」の襲撃を受け、桃沢瞳を人質に取られたうえ、乗ってきたトヨタ・アクアを奪われてしまった相葉時之と井ノ原悠。
二人は、桃沢瞳を返してもらうため、「銀髪の怪人」の要求をのんで蔵王の御釜まで「五色沼の水」を汲み行くことに。
ガソリンスタンドの別の店員から三菱トライトンを借り、車で行けるギリギリのところ、賽の河原の駐車場を目指して出発します。
敷地の奥には案内板がいくつか立っている。そのうちのひとつ、両端を石垣で固定されたぼろぼろの看板に、「賽の磧」と白字で書かれていた。
(下巻・p127)
厳密には、一緒に乗ってきた赤木駿を途中のコンビニで降ろしますが、道中の停車なので飛ばします。
国道457号のガソリンスタンド(ENEOS)→賽の磧の駐車場…27.8km。合計162.9km。
●賽の磧の駐車場→かもしか温泉跡
いよいよ蔵王の山の中に突入。しかもここからは徒歩なので、距離を割り出すのはかなりの難関。
苦肉の策ではありますが、このシーン唯一のランドマーク、かもしか温泉跡をチェックポイントにします。
そうやって二人は、ときには斜面をトラバースし、不安定な橋を渡るなどして、難儀しつつもかもしか温泉跡の別れ道に出たのだった。
(下巻・p130)
一度、道を間違っていることが分かり、このかもしか温泉跡の周辺を行ったり来たりしますが、そこは目をつぶることとします(許して)。
賽の磧の駐車場→かもしか温泉跡…1.3km。合計164.2km。
●かもしか温泉跡→御釜
そしてついに、「銀髪の怪人」ご所望の「五色沼の水」を汲むため、御釜を目指します。
一応、グーグルマップでも徒歩ルートが出ました。
山道なのですごく迂回しますね。
ここでもまた、彼らは何メートルも何メートルも歩いた。
通路は緩やかなカーブになっていることから、御釜の縁に沿ってつくられた道なのではないかと想像させた。
(下巻・p164)
直線距離だとわりと近いですが、徒歩ルートなのでかなり遠くなります。
かもしか温泉跡→御釜…6.2km。合計170.4km。
ちなみに、桃沢瞳のトヨタ・アクアはこんな車のようです。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61412698/picture_pc_e681025fb0e1536322b18fed7f5a2a77.jpg?width=1200)
一応、『キャプテンサンダーボルト』当時の2013年式。
桃沢瞳がどのモデルの何色に乗っていたかは記述がないので分かりませんが、相葉時之のトランザムよりははるかに乗りやすそう。
2013年7月17日(3日目)
●御釜→山形市立北小学校
「五色沼の水」を汲んだ二人は、朝六時に山形市立北小学校、という「銀髪の怪人」との待ち合わせのため、来た道を戻ります。
さらなる引き伸ばしは無理だろうか、と井ノ原悠は思いながら、恐る恐る交渉を試みるが、それ以上は相手が譲らなかった。
「明日の朝、六時です」
「それなら」
井ノ原悠は相手の指示を待たず、言葉を押し込むようにした。
「山形だ。山形市立北小学校の校庭で待ち合わせだ」
(下巻・p88)
調べたところ、山形市立北小学校というのは架空の小学校のよう。
下巻・p187に、
国道286号で左折し、あとはひたすらに西へ向かう。
とあることから、山形市立第二小学校が最も近しいのではないかと推測。
ちょっと御釜から近すぎるか…? という懸念もありますが、まあよしとしましょう。
御釜→山形市立北小学校(山形市立第二小学校)…37.6km。合計208.0km。
200km走破!
●山形市立北小学校→蔵王エコーライン手前
死闘の末、「銀髪の怪人」を倒し、桃沢瞳の奪還にも成功。
しかし、「銀髪の怪人」が、拘束される直前に生物兵器のタイマーをスタートさせていました。
日本中に本物の村上病ウイルスが放たれるまで、残り75分。
相葉時之と井ノ原悠は、桃沢瞳を山形市立北小学校に残し、この生物兵器を封印するため再び蔵王を目指します。
人里離れた、誰も立ち入れない恰好の場所があるのではないか。
つい数時間前に行ったばかりの蔵王の御釜、生物化学兵器研究施設の跡地だ。
(下巻・p232)
ところが井ノ原悠は、蔵王に向かってひた走る車の中で、うってつけの捨て場所を閃きます。
かくして、三菱トライトンは、蔵王エコーラインの手前でUターンするのです。
蔵王エコーラインの手前には、蔵王エコー山荘という山荘があるようなので、そこを目的地に設定。
山形市立北小学校(山形市立第二小学校)→蔵王エコーライン(蔵王エコー山荘)…19.4km。合計227.4km。
さあ頑張れ。もう少しだ!(作中の相葉時之と井ノ原悠に向けて、と見せかけてこれを書いている自分に向けて)
●蔵王エコーライン手前→仙台中央銀行
井ノ原悠が閃いた生物兵器の捨て場所。それは、仙台中央銀行の地下に近頃つくられた貸金庫でした。
「それにしても、地下に、やけにすごい貸金庫作るもんですよねえ」
井ノ原は資料に目を通す。耐震、耐火はもとより、爆発物による崩壊も防ぐ、堅牢強固な貸金庫、という売りらしかった。
「インフルエンザにも強かったりして」
(上巻・p85)
仙台中央銀行というのは架空の銀行のようですが、
下巻p245に
路肩に停めた車から物騒な荷物を取り出すと、法務局を背にして立っている井ノ原悠が通りの反対側を見つめていた。
「あれだ」
とあるので、仙台法務局のそばにある銀行だと判断して、ここを目的地に設定。
蔵王エコーライン手前(蔵王エコー山荘)→仙台中央銀行(仙台法務局)…81.5km。
そして…ここで全編終了! お疲れさまでした!!
3日間の僧移動距離は…
308.9kmでした!
飛ばしたところや、チェックポイントの設定が難しかったところもあったので、多少の誤差はあると思いますが、それでも300kmを超えていることは間違いないでしょう!
3日間で300km。いやーすごい。
ところで、生物兵器のカウントダウンは山形市立北小学校の時点で残り75分。
蔵王エコーライン手前から仙台法務局まではグーグルマップでは80分かかると出るのですが、
一度、山形市立北小学校から蔵王エコーライン手前まで行ったことを考えると、二人の三菱トライトンはここを少なくとも40~50分で行った計算に…。
さすがに飛ばしすぎですね(笑)
ちなみに、「銀髪の怪人」が山形市立北小学校に乗り入れたマツダ・ビアンテはこんな車のようです。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61431054/picture_pc_02b2284f6d59ef725467af7d85801339.jpg?width=1200)
色の記述はないですが、なんとなく黒という気がします(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
非常にどうでもいい検証の結果、阿部和重・伊坂幸太郎『キャプテンサンダーボルト』で主人公たちが移動する距離は308.9kmということになりました!
この結果を踏まえて読み直すと、よりいっそう『キャプテンサンダーボルト』をたのしめるかもしれませんね(?)
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
また次の伊坂幸太郎作品でお会いしましょう!
もっとどうでもいいおまけ
~トランザムの駐車料金はいくらになっているのか?~
ついでに、もう1つ気になることが。
2日目に、井ノ原悠がコインパーキングに置いてきた相葉時之のトランザムの駐車料金は、いったいいくらに膨れ上がっているのか?
サンセット劇場の近くにあると思われる仙台一番街のタイムズの場合で料金を試算。
サンセット劇場で相葉時之が警察に連行されたあと、井ノ原悠がコインパーキングにトランザムを入庫させた時間を14時、仙台中央銀行で任務完了して翌14時に出庫したとすると…。
9,460円!
なんと、1万円近くかかってしまいます。
かなりの出費ですが、1万円で日本の平和を守れたと思えば安いのかもしれませんね。
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