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【素材MEMO】素材のもつ素材感じゃない表情をつける方法

プラスチックなのに金属っぽくみえる!
紙なのに皮っぽくみえる。とおもったとき、
ぜひ「加飾」という言葉をあたまにうかべてください

素材のもつ素材感、じゃない表情がついているとき、
それは加飾技術がほどこされています。
加飾技術は、二次加工、二次加飾ということもあります。

加飾(かしょく)
器物の表面にさまざまな工芸技法を用いて装飾を加えること。

広辞苑

 加飾(かしょく)とは

元となる素材の表面に、見た目質感などの外観を変える方法、新たな機能性を加えたりする方法のことを指します。

見た目や質感などの外観を変える方法
塗装
印刷
金属箔やフィルム上のインクをはるホットスタンピング
金属膜をつくるスパッタリングイオンプレーティング
染色 など、いろいろな加工があります。

新たな機能を追加する方法
抗菌加工
帯電加工
温度で色がかわる、紫外線で色がかわる… などが一般的です

印刷といっても

プリンターで紙に印刷するような印刷から
立体感をもたせた印刷や
皮風とかシボ風などの表情をもたせた印刷もあります

印刷でつくられた表面加工 別部品を貼っているのではなく1枚のシート
印刷でつくられた皮風の表面

加飾をする素材は、
鉄やアルミなどの金属や、木材プラスチックなどがあります。

構造でみえる色も加飾技術のひとつです

加飾技術は常に進化を続けています。
環境やSDGsの観点から、環境負荷が小さくなる方法なども検討されています。
加飾技術には「加飾する素材」×「加飾技術」で、多くのバリエーションがあります。いろいろなメリット・デメリットできることできないことなど用途目的、どのぐらいの期間つかうか、どう廃棄するのか、によって適切な方法を選ぶ必要があります。


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