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江戸の名富士塚跡から・・・あれ!見える
「東京、びっくり富士見ポイント」記事一覧
新富士下の公園から実は見えていた富士
今回の富士見ポイント、見え方は私の基準に照らすとかなりぎりぎりです。輪郭線は結構見えてはいるのですが、内側がすっかり隠されてます。しかし、見える場所が大変重要なのでここは紹介させていただきます。
その場所とは、江戸の二大名富士塚(と言っていいのかな?)として知られる目黒の新旧の富士塚のうち、新富士のあったその直下なのです。名坂別所坂の途中から入る別所坂児童遊園がその場所です。
目黒の新富士は1959年に壊されてしまいましたが、その後1991年に地下遺構が見つかって話題になりました。跡地には今は高級マンションが立ちますが、別所坂児童遊園はその敷地を通って入れるすぐ下側にあり、破壊前に塚に置いてあった石碑などが移されておいてあります。
かように新富士にゆかりのある公園でなんと富士山が今も見えるのですからびっくりです。私も何回も行っている公園ですが、見えるのを知ったのは実はつい最近です。だって見え方がこんななんです。
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最初に申し上げたように、これはこのマガジンの「富士が見える基準」としてはぎりぎりでしょうか? 山頂部分が全て見え、なおかつ裾野部分もある程度見える、というものですが、ま山頂は全部見えます、見えますがねえ、そのすぐ下が隠れてます。裾野も見えますがねえ、見事にすぐ内側が隠れています。
これでは今まで気が付かなかったのも許していただけるでしょうか? しかも見えるポイントが限られています。このようにぎりぎりまで手前の建物で富士の姿が隠れているので、少し上下左右に動いただけでさっぱり見えなくなるのです。ちなみにこの鬱陶しいビルは目黒区役所です。
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見えるポイントはマンション側入口から入ってすぐ右に行った、公園の下のスペースから一段高い場所です。ここに子供が3人乗って揺らして遊ぶ犬の遊具があるのですが、その右側、公園の柵ギリギリまで寄ってください。そしてできるだけ高いポジションを探してください。そうすると1枚目の写真のような富士が、天気が良ければ見えます。
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最初の2枚の写真では雲か雪煙で山頂の輪郭が朧げですが、夕景だとはっきりします。
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一応輪郭は結構見えていることがよくわかりますね。
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