東京最初の屋敷はどこ?---23区渋沢栄一ゆかりの地
第29回「栄一、改正する」
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大隈重信(おおくま しげのぶ)の説得で新政府への出仕を決めた渋沢篤太夫改め渋沢栄一は、大蔵省改正掛の掛長となります。新国家の骨格づくりを急ぐ渋沢は静岡から前島密(まえじま ひそか)、杉浦譲(すぎうら ゆずる)、赤松則良(あかまつ のりよし)らを招き、郵便、鉄道、銀行、電信などさまざまな制度、システムの導入を図ります。最初の成果である郵便制度の実現では、届いた手紙を手に、改正掛一堂が抱き合って喜んでいました。しかしこうした成果も、旧幕臣の活躍を望まない大久保利通(おおくぼ としみち)らとの対立も生むことになります。
さてドラマの冒頭、娘のうたが「ひろーーい」と大喜びした、初めての家族水入らずの屋敷はどこにあったのでしょうか?
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