雨の日の漫画読み
最近活字に追われていたので(本ばっか読んでた)、昨日から絵に切り替えました。
漫画読み。
読むのがすごく早いので、読みたいものを揃えると本棚があっという間にパンクしてしまう…。
なので手元に置く漫画は厳選しています。
こちらは、昭和〜平成にかけた少し昔のお話。白泉社コミック文庫版。
著者はSFファンタジー的な作品が有名ですが、私は読んだことがなく、これは学園恋愛モノ。
表題作「女の子は余裕!」「男の子も余裕!」「また明日!」「ちょっとフライデイ」の4作が収録。
今日は金曜日。フライデー。何を読もうか考えた時に「ちょっとフライデイ」が思い浮かんだ。安易な金曜日つながり。
小学生の頃通っていたそろばん教室。待合室の棚に「ちょっとフライデイ」のコミックスがあったのを憶えています。登場人物は高校生だから大人を眺める気持ちで読んでいた。何となくストーリーを記憶していたものの、それから十数年後にコミック文庫で再読して
こんな話だったんだ…
と新たな驚きが。
平成も半ば。自分も社会に出て、高校時代は十年ひと昔。共感というよりも懐かしさが勝つ。
時代背景が自分より少し遡るので、制服のスカート丈とか髪型とか微妙にズレる。
でも新鮮。
恋愛は前面に出ず、むしろ潜伏期が長い。これは何なの恋なの?的な逡巡が繰り返され、読み手のドキドキが高まってくる。
こういうのあった。ジワジワ来るやつー!
ほんのりハッピーエンドなのも微笑ましい。
ああ良かったな、で閉じられる。
ベタって言えばベタですが。
きっとみんなベタが好きです。
昭和も平成も遠くなったけど、こういうときめきは忘れずにいたいもんです。
少女マンガで幸せになった昼下り✨