【第1弾】適応障害克服体験談
11月に入り、体調が急激に回復してきている。
適応障害と診断されて約3ヶ月。週5出勤さえまともに出来ず、時間があれば泣いていた私が、来週から週5出勤をしたいと自ら言い出し、薬も基本的には飲まずに生活が出来るまで回復した。なので、この記事から私が適応障害克服体験談を3つの記事に分けて書いていこうと思う。
ただ、私が患った適応障害が、重度のものだったのか、軽度のものだったのかは分からない。そのため、適応障害で辛い思いをしている方全員に効果があるものでは絶対にないと思う。さらにその人の性格もあるので全く役に立つものでは無いかもしれない。
しかし、人生で1番と言っても過言ではないほど、もがき苦しみ、生きていることが辛いと思った日々を乗り越えた体験談として読んでいただけると嬉しい。
では、本題に。今回の記事は、まず自分が適応障害と診断されてからマイナスを減らす為に行ったことを書こうと思う。
1.適応障害の原因を見つける
診療内科に行ったその日に私は実家に帰省をした。とにかくこの場から直ぐに離れるべきだと思った。最低限の着替えと貴重品、病院から処方された薬だけ持って新幹線に乗り込んだ。突然の「今から、帰省する。」という連絡に両親はかなり驚いていたが、最寄り駅まで迎えに来てくれた両親の顔を見た瞬間に気持ちが少しだけ軽くなったことを覚えている。これが「安心感」と言うやつなのだと思った。実家にはトータルで1週間ほどいたが、その間は夜22時には寝て、6時に起き、3食しっかり食べて適度な運動することを心がけた。その他の時間はひたすらに自分と向き合った。
1.適応障害になりゆる原因を全て書き出す。
2.その中で考えるだけで不安になるものを絞る。
3.絞った中でより具体的に詳細に原因を書き出す。
1週間ひたすらにそれを行った。すると自然と見えてくるものがあった。ちなみに過去に「精神崩壊の原因が彼だった時」という記事を書いた、これは心療内科に行った当日に書いたものだ。
病院の先生が言っていたからと言って、原因が全て彼では無いこと。仕事に関しても、燃え尽き症候群のようになっていたこと。その他にも、何が苦しくて辛かったのか。何を我慢していたのか。自分の心が落ちつける場所で、ひたすらに自分と向き合った。そうすることで、ある程度、原因になりゆる事が見えてきた。
2.絞った原因を関係者にぶちまける。
これは出来る人、出来な人が絞られると思うが、1で見えた原因を、私は関係者に一切の遠慮なくぶちまけた。彼は勿論だが、職場の上司にも自分の思ったこと感じたことをぶちまけた。これを行った目的は、「自分だけではどうしようも無い、原因を消すor減らす」という事だった。しかし、これを行ったことで私が得た1番大きな成果は「自分がどれだけ周りに支えられて生きていたか。」を知ることが出来たことだ。自己肯定感がほぼ0。生きている必要性も無いのではないかと思っていたが、自分がこんなにも恵まれた環境で生きていたことに幸せを感じる事が出来た。もう少しだけ私という人生を生きてみよう。とそう思えた。もし、ぶちまけたことによって相手が何も思わない。助けようとしない。マイナスな発言ばかりしてくるのであれば、速攻縁を切る、転職する等の行動をするべきだと思う。そんな人達が周りにいるだけで損しかない。
3.自分を甘やかしながら改善に動く。
適応障害を克服する為には自分の努力は必要不可欠。だから、私は症状が出た時にだけ飲んでいた薬を毎日服用するものに変えた。気持ちが落ちると何も出来なくなってしまう為、落ちないし上がらない。常に一定でいれるように薬の力を借りた。もしかしたら薬を頼ってしまうことは、甘えなのかもしれない。けれど、結果として正しい判断だったと思う。私は毎日薬を服用しながら、確実に前に進む方法を考え、決断し続けた。それが不正解だろうが正解だろうが、そんなのはどうでも良くて。今の環境を短期間で変えることだけを考えた。実際に行ったことを1つだけあげると、「休職復帰後のリモートワーク制度の導入」を社長に直談判した。直談判と言っても、手紙に希望することと、思っていることを書いて渡しただけだ。私が働く会社には休職復帰後のリハビリ期間等の制度がない。実際2週間の休職を経て私は復帰はしたが、週5日毎日出勤して働くことは不可能だった。そこで週2のリモートワークを希望した。最初は雇用形態の変更等を提案されたが、直属の上司や関係者部署のお陰で何とか正社員で週2回のリモートワークの承認が降りた。そして、これを機に会社として休職後のリハビリ期間制度を作ることが決まった。これは決して私だけ力ではない。会社として私のために色々な人が動いてくれた結果だが、しっかりと自分の考えを言葉にすることで状況は大きく変化することを改めて知ることが出来た。
4.日記を書く
毎日じゃなくていい。辛いと思った瞬間、感じた時にひたすらその気持ちを書いた。自分の心が少しだけでも落ち着くまで、文脈も誤字も脱字も無視。漢字が違ったっていい。何も気にせず汚い字で殴り書きをした。目的は「気持ちを落ち着ける」ということだった。でも、読み返した時に自分の気持ちが落ちる時の傾向が見えてくる。これをすると落ちるからやらないようにしよう。これを考えると泣きそうになるから考えそうになったらアニメを見よう。とか、そんな風に対策を打てるようになった。下記は実際に私が殴り書きした日記だ。ここでの注意点は「汚い字で書きすぎないこと」理由は読み返した時に読めないからだ。私の日記にも解読不能な文書が何個かあって、解読にとても苦労をした。
以上、第1弾はこれで終わり。
今回マイナスの消すことをメインとした内容だったが、次はプラスを増やす方法を記事にしようと思う。
最後まで読んで下さった方に感謝しつつ、気が向けば第2弾も読んで下さると幸いです(_ _*)