いつの間にか妻がやってくれていた名もなき家事 20選
育休中は、自分にできることをやると心に決め、できる限りの家事に取り組んできました。特に産後3ヶ月くらいまでは、ほとんどの家事をやり、上の子の保育園の送迎をして、まさに「主夫」のような生活を送っていましたが、妻の体調が安定してからは、僕の苦手な家事を妻が引き取ってくれるような形で分担するようになりました。
代表的なものは食器洗いと掃除です。僕はこの2つがどうも苦手で、ついいつもの先延ばしグセが発動してしまいます。そんな僕の重い腰が上がる前にササッと作業を済ませてしまう妻を見ると「さすが」の一言です。
しかし、それだけではありません。そんな目に見えるメインの家事だけでなく、いつの間にか妻がやってくれていた(もしくはいつの間にか作業に取りかかっていた)「名もなき家事」たちもあります。
「できる限りの家事をやろう」と思っている僕より先に妻が気づき、知らず知らずの間にやってくれていた家事がたくさんあるのです。1つひとつはとても地味ですが、どれも家族のために自分の時間を使って行っているれっきとした家事です。
そこで、いつの間にか妻がやってくれていた名もなき家事を書き出してみました。そこには、僕が気づいていても感謝の言葉を口にできていなかったものや、気づいてすらもいなかったものがあります。いつもあまりにもサッとやるので言い出せずにいましたが、日ごろの感謝を込めて、その一部を紹介しようと思います。
<妻がいつの間にかやってくれていた家事>
1.朝刊をとる
2.チラシやハガキの処分
3.洗面台の掃除
4.鏡を拭く
5.排水管にカビキラーを入れる
6.浴槽の隙間のカビ取り
7.電子レンジの中の掃除
8.残りのおかずを保存容器に移す
9.子どもの水筒の除菌
10.玄関掃除
11.傘をしまう
12.家族のスケジュールをカレンダーに書き込む
13.ネットで定期便の注文
14.家電製品の選択、購入
15.加湿器に水を入れる
16.加湿器のお手入れをする
17.保育園の写真の注文
18.子どもに薬をぬる
19.子どもの爪を切る
20.子ども服の見直し
いかがでしょうか?僕の苦手な水回りと掃除の割合が結構多くなりました^^; 苦手分野を妻が支えてくれていることを痛感します。子どものお世話も二人でやっているようで、妻が気にかけてくれていたこともたくさんあることに気が付きました。
家事って苦手とか得意とか言ってられないのが現実ですよね。誰かがやらないと溜まっていくし、先延ばしにするとさらに面倒なことになります。水回りのカビ対策なんてまさにそれですね。
「夫が知らない家事リスト」の著者、野々村友紀子さんは、その書籍の中で、211項目もの家事をリストにしました。
細かいことを言い出せば、もっと多くの家事が存在するのでしょうが、やっぱりそのすべてを夫が知らない、または片方に頼り切りにするというのは、現実的ではないと思います。育休期間にこうした「見えない家事」の大変さが少しずつ見えてきた気がしました。
裏を返せば、名もなき家事がこれだけあるということは、短時間で家族に貢献できるチャンスでもあります。僕は復帰後も、1つでも多くの名もなき家事を手伝いつつ、家族に、子育てに少しでも貢献していきたいと思います。