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一緒に過ごす時間の濃さが大事なんだよ

 子どもにとって、一緒に過ごす時間の濃さって大事なんだなぁ、と思った出来事について話します。

 noteには、僕と長女の仲睦まじい様子を書くこともあるんですが、実は長女はとってもママっ子でして…。別にパパがイヤ、嫌いってわけではなく、パパも大好きって言うんですけど、ママがもっともっと大好きなんです。だから、ふとした時に選ぶのはママのことが多く、ちょっとしたことで話しかけたり、「○○しよう」って遊びに誘ったりするのは大抵ママなんですね。

 妻が、
「今ちょっと忙しいからパパとやって」
と言うと、普通に「わかった!」と言って僕の方に来るのですが、ずっとついて回られる妻は「ちょっと解放されたいな」ときっと思っていると思います(笑)


➣3人でお留守番

 先週の日曜日は、妻が簿記の試験を受けに行きました。そのため、午前中は長女と次女と3人でお留守番をします。

 長女は「試験」というものが何か分かりませんから、お留守番とわかった時には、
「ママいかないで。わたしもいっしょにいく」
と、ドラマの子役さんのように、寂しそうに涙を見せていました^^;

 妻の必死の説得(おみやげを買って帰るという条件)により、長女も納得し、笑顔で「いってらっしゃい!」と妻を見送りました。


 さて。残された3人。何をしようか。僕は作戦を練りました。

 まず朝食は、長女が好きなフレンチトースト。うまく機嫌をとりました。

 次に洗濯物を干すミッションがあります。だから、長女に次女を任せてみました。最近保育園で覚えてきた「じしゃくのうた」を歌って上手にあやしてくれました。何だか長女が頼もしい。

 まだ9時…^^; 天気もよかったので、お散歩に。近くの公園に行きました。

 まだ10時(笑)。長女は10分おきに「ママ今何してるかなー」と聞いてきます。ずっとママに思いを馳せているようです(笑)お家に帰ってディズニーの映画を1本見ました。

 次女に離乳食をあげ、一息ついたところで待望のママが帰ってきました。

 長女は大喜び、パパはやれやれです(笑)


➣長女からのご褒美

 その日は、午後も長女と濃い時間を過ごしました。二人で交流館へ行き、一緒に絵本を10冊選びました。夕食は長女のリクエストで大好きなたこ焼きに。一緒に材料を買って、おいしく食べました。


 お腹も満たされて寝床につくと、長女から嬉しい言葉が。

 「今日はパパとねたい。だってパパやさしいもん」

 これはパパ冥利につきます。思わずにやけてしまいました(笑)

 いつもはママとおしゃべりしながら寝ているのに、今日はパパを希望してくれました。正直長女は寝相が悪いし、怖がりだから体にぴったりくっついてくるし、いつもより快適には眠れません。でも、長女のその一言が、いっしょに眠れるこの瞬間が、何にも代えがたいご褒美のように感じました。そして、解放されてのびのびと眠れる妻も幸せそうでした(笑)


➣一緒に過ごす時間の濃さ

 ここまで、本当にとりとめのない、普通の休日の様子を読んでくださってありがとうございます^^;

 僕はいつもと変わらない休日を過ごしたのですが、長女にとってはママがいないことで、パパの存在を意識した日となったようでした。そして、長女の様子から、僕は何か勘違いしていたことに気がつきました。

 今までもずっと休日は長女と一緒に居たけれど、ただ居ただけだったんじゃないかと。

 長女はママ大好きで、妻にいろいろ求めて話しかけます。僕はその分、家事や次女のお世話、食事の準備など、やれることをやっていました。

 でも、それって長女にとっては、ただ家に居る人と同じじゃないのかな?なるべく家族と一緒に過ごす時間をもつようにしてきたけど、一緒にいるだけで子どもと接する時間の濃さはどうだっただろうか?

 家事をするだけでも家庭の支えになると思い、できるだけやってきましたが、それって勘違いだったのかもしれません。パパにはパパにしかできない子どもとの関わり方がきっとあります。

 実際に、パパとの関わりが多い子は、言語能力に優れたり、自尊心が高い傾向にあったりするそうです。パパによる、絵本の読み聞かせは、ママだけが読んでいる場合と比べると、3倍もの効果があるとも言われているのだとか。

 僕は「長女はママっ子だから」と理由をつけて、自ら引いてしまっていたのかもしれません。一緒に過ごすことが大事なのではなく、一緒に過ごす時間の濃さが大事。パパにしかできないことがある。

 もっと長女に関心をもち、積極的に関わってみようと思います。3人での留守番から、そんなことを思った普通の休日の一日でした。



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