pop'n musicに興味を持ったら-導入から赤ボタンを押すまで-
はじめに
娯楽やエンタメコンテンツが飽和状態の時代―――。
"わざわざ""ゲームセンター"まで趣き、"音楽ゲーム"をやってみようと思った読者様。
よくぞ!ポップンミュージックに辿りつきました!おめでとうございます!
このゲームの良さはやればやるほどのめり込むこと間違いないため、どうぞ末永く遊んでください。
この記事は、実際にポップンミュージックをやってみようと思った瞬間から、実際に赤いボタンを押すまでの導入部・イントロダクションをまとめた記事となります。このゲームの説明やプレイ方法は、解説しておりませんためあしからずご容赦ください。
1.ゲームセンターを探そう【検索編】
「当たり前だろ!」
とお思いかもしれませんが、全てのゲームセンターに設置しているわけではございません。大型店舗だから‥と言えど、取り扱っていない場合も。また、商業施設内の児童向けゲームコーナーにポツンと設置していることもあります。
まずは公式サイトにて、お住まいの地域のどのゲームセンターに設置しているか確認しましょう。
スマートフォンの場合 画面上部の『店』マークから検索
PCの場合 『店舗検索』から検索
★地域検索以外にチェック項目等がありますが、今は無視してください。
2.ゲームセンターへ行く前に【学習編】
さて、店舗も見つかったから早速行こう!
‥とお思いかもしれませんが、その前にゲームセンターでプレイする前の心構えについて確認しておきましょう。少々ネガティブな内容が続きますがが、知っておいて損はございません。
①筐体(きょうたい)は公共のもの
ゲームセンターにある筐体は、公園のすべり台やブランコのように皆が使う公共物です。その使い方ひとつで他のプレイヤーに迷惑がかかるため、プレイ前に以下のことに気を付けましょう。
手や腕のアクセサリー(指輪やブレスレット、腕時計など)は外そう
手が汚れていたら、手を洗ってからプレイしよう
飲み物は足元かカバンの中にしまおう
プレイ終了後、並んでいる人がいないか確認しよう
②ケガには注意!
たかがゲームと言えど、ゲームパッドを使ってプレイする家庭用ゲームとは異なり、自身の手指がコントローラーとなります。
指のケガといえば『突き指』ですが、ボタン位置が慣れていない初心者の方が起こすケガが『筐体とボタンの間に爪を挟む』ことです。ヘタに折れると完治まで時間もかかるため、爪の長さは確認しておきましょう。ネイルはもってのほか。
他にも、実際にプレイすると見た目以上に全身を使います。できれば、動きやすい服装や靴でいくことをオススメします。
③それほど人はあなたのことを見ていない
ゲームセンターにある音楽ゲームはいわば『ひとり舞台』のようなもの。始めのうちは『他人から見られている羞恥心』にさいなまれてしまい、汗が止まらないでしょう。
全くできていない自身のプレイ中に上手そうな人が並んでいると気付くと、
(この人は早く終われと思っているんだろうな‥)
とついネガティブな思考になりがちです。
しかしながら、それほどあなたのプレイを見ている人はいません。大体はスマートフォンで暇潰しをしているでしょう。あなたのプレイを1から10まで凝視している人は稀です。むしろ、斜陽産業ゆえに新しく始めたプレイヤーを応援するセンパイが多いので安心してプレイしてください。
④置き引き注意!荷物かごは絶対ではない
ゲームセンター大型筐体が多く並んでいるため、死角が非常に多いです。
貴重品は必ず身に着けておくか、そもそも持っていかないようにしましょう。ゲームセンターによっては鍵付きロッカーもあるため、利用しましょう。
ここで筆者の友人が経験した例を挙げておきます。
・荷物かごにカバンを入れておいたが、プレイ終了後に荷物かごごと盗まれていた。
・筐体の画面のへりに財布を置いていたら、プレイ中に奪われて犯人に逃走された。
「いやいや」と思うかもしれませんが、音楽ゲームをプレイするとゲーム以外に意識が向きません。ご注意ください。
⑤「いかのおすし」はゲームセンターでも
こどもの防犯標語として有名な「いかのおすし」。
盗難以外にも不特定多数の人が出入りする施設であるため、以下のことに気を付けましょう。
知らないひとについて【いか】ない
「アドバイスしてあげるよ」と言われても話に【の】らない
本名やSNSを聞かれても【お】しえない
付きまとわれたら【す】ぐにげる
不審者を見かけたら店員に【し】らせる
3.便利なカードでスマートなプレイ【道具編】
あらかじめ用意しておきたい便利なグッズ
『e-amusement pass(イーアミューズメントパス)』
このカードがあれば、自分のプレイ記録を残すことができます。
※既にセガのAimeカードやバンダイナムコのバンダイナムコパスポートをお持ちでアミューズメントICカードロゴがあれば、同様に使用可能です。
このカードはe-amusement対応のゲームを取り扱っているゲームセンターであれば、ほぼ取り扱っています。売り場が分からない場合は店員に確認しましょう(300~500円くらいで販売しています)。
またお手持ちのスマートフォンが『おサイフケータイ』対応であれば、代用可能です。
これらカードは専用サイトで引継ぎ可能ですので、あとから変更可能です。限定デザインのカードを使用して気分を上げるのもヨシ!
4.このゲームは1998年に生まれました【歴史編】
さて、ここまで来ればあとは実際にプレイしてみよう!
‥と言いたいところですが、最後にポップンミュージックの見えざる"闇"についてお話しましょう。
ポップンは1998年に誕生しました。実はそのころからゲームの仕様(≒ゲームのルール)がほぼ変わっていない奇跡のゲームなのです。通常であれば、時代に応じて変革するものですが、ボタンデザインや操作感は初代から変更していません。それほど長きに渡って変わらないということは、いつでも「おかえり」を言ってくれる実家のような安心感がある反面、時代錯誤も甚だしいゲームでもあります。平安時代、和歌が上手いとモテる!という価値観は現代では考えられないくらい時代に追いついていない操作感です。画面を触ってもタッチパネルじゃありません。すべてアナログです。
(ここで言う『操作感』とはゲームプレイ中の操作"以外"のことを指します。)
そのため、このゲームは1998年に生まれたゲームであることを念頭に置いてください。スマートフォンなんてもちろんありません。iモードすら誕生していません。ノストラダムスの大予言って何ですか?
さて、簡単にですが実際にゲームを操作する際のボタンの役割について説明します。例外もありますが、基本は下記内容でざっくり認識すれば問題ありません。
①赤ボタン 何でもかんでも決定する悪魔のボタン
基本的にこのゲームは戻るボタンがありません。
ゆえに一度決定をしてしまえば、戻すことはできません。そのため、この赤ボタンの上に手を置いておくことはやめましょう。もう一度言います、このゲームは戻るボタンがありません。
②青ボタン 上下左右に動く働き者のボタン
モードセレクト画面では左右に。選曲画面では上下に動くマルチボタン。
右の青が右or下、左の青が左or上の役割を担っています。
③緑ボタン 使える幅が広い補助ボタン
青ボタンが上下の役割を担っている時に、左右の役目を果たします。
④10キー 一番最初に一番酷使するボタン
カードネームを設定する際や暗証番号を入力する際に使用します。
またいずれ、大変お世話になるボタンでもあるため、大事に取り扱いましょう。
⑤黄ボタン・白ボタン LRボタンに近い役割
はじめの内はそこまで使いません。
黄ボタンはオプション画面切り替えボタン、白ボタンは選曲画面をスクロールすることができます。
おわりに
色々と述べてまいりましたが、百聞は一見にしかず!
(だいぶ説教くさくなってしまいましたが‥)
こんなにもシンプルに遊べて、爽快な楽しい音楽ゲームは他にございません。はじめにも申し上げた通り、また楽曲・キャラクターと豊富なコンテンツは、あなたを飽きさせることはないでしょう。