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秋が好きと思うとき

立冬を過ぎてから急に寒くなり、ファンヒーターを出しました。

古い家に住んでいるので、近所の人から、夏には「昔の家やから涼しいやろ?」と言われますが、真夏はよその家もこんなに暑いんだろうか?と思うほどめちゃくちゃ暑いです。
でも、初夏と夏が終わる頃は、とても涼しくて快適です。
そして、今の時期から冬は、めちゃくちゃ寒くなって、家の中の体感のまま服を着込んで外に出ると、季節感を間違えた人というようになります。


ここ数日は、昼間はお天気が良く、畑にいると気持ちがいい。

梅畑に今年植えたキクイモの様子を見に行くと、ぽかぽか暖かくて、気持ちのいい風が吹いて“ここで暮らしたい(畑で日を浴び風にあたって寝たり起きたりしたいという意味で)”と思うくらい快適です。

この場所がとても好き
目線の先、遠くには瀬戸内海。
キクイモは収穫まであと少しかな。 

若い頃は、秋が好きという感覚はなかったけど、今は秋が好きです。

と、断言してみると、自分の中にとまどいが出てきました。

秋が好き
かな?
季節の中でどれが好きかとか選べない
選ぶ必要もない
という気持ちが出てきます。

どの季節にも“好き”と思う瞬間があるし。

でも
きれいな青空
暖かな陽だまり
気持ちのいい風
秋の日のこういう瞬間に
秋が好き
って思います。

今の時期は草がほどよい状態なのも好きです。
手入れがきちんとされてる畑や庭は、もう少し刈り込まれて整っていると思いますが、私は、背丈の高い草がなければ、ある程度生えていてもいいと思っているんです。
むしろ生えていて欲しい。

庭も今はこんな感じ
畑はこんなふう

美意識は人それぞれだから、うちのダンナサンが手入れをする場所は、成長すると厄介な草もあるから、と言って、根からとっています。
確かに、根を残すとどんどん株が大きくなったり、侵食していくものもあるので一理あります。

野菜の畑や、庭のハーブを植えてる場所は、私が管理しているので、写真のようになってます。

私は緑の絨毯のような景色が好きなんだな
と、今の畑や庭を見て思います。
ちょっと毛足の長い絨毯ですが。
畑の草の管理もきちんとできてないから、野菜も自慢できるようなものは育ってないんですけど。

畑の畝の草をカマで刈ろうとしたら
てんとう虫がいたので
ここはあとでやることに。

今年の夏は、畑のお世話があまりできなくて、長い長い夏が終わってやっと秋になった気がしていますが、午後になると急に寒くなって、散歩で通りかかったご近所さんから「寒いのに薄着やなぁ。若いんやな」と言われました。
いやいや、急に冷えたんです。

これからは、庭木の手入れに忙しくなる季節です。


タイトル画像は、梅畑の隣にある田んぼの畔です。
ススキと吾亦紅(ワレモコウ)と秋の空の青。
やっぱり秋が好きだなぁ。

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