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雪化粧を見て毎日が夏休みだったあの頃を思う。

四国でも、一部を除いて大雪予報だった今日。
うちの辺りは晴天だったけど、遠くに見える山は白く美しい雪化粧。
その山の向こうは徳島。

今の家に住む前の一年は、ダンナサンが知り合いから手伝って欲しいと頼まれ、仕事の都合で徳島に住みました。

桜の季節からの一年。
香川の穏やかな景色とは全く違う、ダイナミックな山や川に囲まれた昔の雰囲気のままの小さな町。

朝起きてベッドに座ったまま窓を開けると大きな山が見えて、毎朝ハイジになった気分だった。

散歩に行けば、お猿の鳴き声がして、ドライブに行くと鹿がかけていくのを見たりした。

雪が積もればドライブに行って雪を見て、温泉に入って帰って来た。

毎日遊んで暮らしてたわけじゃないけど(遊んでたみたいなものだったけど)毎日が夏休みみたいに楽しかった。


毎日が夏休みみたいに楽しいって、何もかも新鮮で非日常だったからなんだろうか。


毎日が夏休みみたいに
ハイジになったように
これ、私が求める大事なものかもしれない。

山の雪化粧見ながら、なぜか夏休みだった毎日のこと考えていたのでした。

徳島の家の
ベッドからの眺め。
ハイジは冬はおじいさんと山から降りて
冬の家で暮らしましたけどね。


そういえば、徳島から今の家に引っ越す時、
“古くて新しい家”
と、今のこの家のことを呼んでたのでした。
古くて新しい家は、確か、ハイジが冬の間おじいさんと過ごす家のことをそう言ってたんですよね。
それで気に入って、やたら“古くて新しい家”と言いたがってました。私。笑

徳島に住んでた頃の雪景色

大雪のニュースを見てると、きれいだ、楽しいだと言ってられませんけど。
どうか皆さん、事故やお怪我がありませんように。

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