介護保険申請
2007/09/21
(この記事は2007年、母がまだレビー小体型認知症と診断される前のものです)
介護保険の申請に、今日練馬区役所の介護保険課へ行ってきた。区役所が近いから、ほんと助かるよ。
母の場合、まだ介護をされるレベルではなく、介護予防のための支援というやつだ。【要支援】のレベルの低い方に認定されるんじゃないかと思っている。
買い物に行きたくても一人では行けない。家事の一部にひとりではできないことがある。それより何より、母には話し相手が必要なのだ。
「話し相手は娘じゃダメなのよ。やっぱり他人と話をしなくちゃ」と私は言う。「そうよね」と母も言う。
母に必要なのは、刺激。何か予定があるという心の張り。誰かが来るという先の楽しみ。
誰かの心配をしたり、要らぬ世話を焼いたり、考えても仕方のないことをいつまでも頭の中でこねくり回したり。そんなことをしなければいいのに。
自分が空っぽだと、そんなことしかできなくなる。やるべきことはやらずに、やらなくていいことばかりしようとする。
だけどまあ、それも母の人生だから、今さら私がどうしようもないことではある。母は母の落ち着くやり方で、残りの人生を生きるしかない。それでいいんだと思う。