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ベッドとトリィを好きになる『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』

『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』
もうプレイしましたか?

私はつい最近クリアしましたが、いやー楽しかったですよ!
懐かしくも新しい、次世代の2Dゼルダを遊べて大満足でした。
よく「伝統と革新」なんて言われますが、今作はそのどちらも満たしている優等生と言えるんじゃないでしょうか。

中でも印象に残っていることを表すなら……もうお分かりですね?

ベッド最高!
トリィかわいい!

今作では、静物や敵などあらゆる物を呼び出して謎を解くという、今までのゼルダシリーズとは異なるゲームシステムが取り入れられています。
その最序盤で覚えるモノの一つがベッドなんですね。

公式の映像でも、ベッドを使って道なき道を突き進んでいる様子が映し出されていますね。
実際、めっちゃ便利なんですよベッド。階段にすることもできるし、交差するように置けばハシゴのように上を登ることもできる。
コストも最低なので、序盤から躊躇なく使えます。

しかも、寝っ転がれば体力回復もできるっていうね(笑)
雪山だろうがボス戦だろうがおかまいなしに寝るゼルダ姫の絵面が面白すぎるのはさておき、いつでもどこでも回復できるのは超便利。

今作ではベッドの種類がいくつかあり、それぞれ回復量とコストが異なります。階段を作る時はコストの低い通常ベッドを使い、回復したい時はゼルダ姫のベッドを用いる……といった感じで使い分けが効くのも素晴らしい。

おそらく私だけじゃないと思いますが、冒険中はベッドとトランポリンの組み合わせで行き止まりを突破していました。だいたいこの二つでなんとかなる!
たまに敵の攻撃で破壊されるのもご愛嬌。

トリィ

続いてはトリィについて。
トリィは主人公ゼルダの相棒兼ナビゲーター的ポジションのキャラです、時のオカリナのナビィや、マリオオデッセイのキャッピーとだいたい一緒の立ち位置。

見た目は黄色くて、ゼルダの周りをふよふよしてる不思議な生き物。生き物?
よく分からないけどなんかかわいい。
最初にビジュアルを見た時、ジブリ作品に出てきそうな顔だなって思ったのは私だけでしょうか。

トリィはハイラル全土で発生する裂け目を修復する役目があり、ゼルダと行動を共にすることになります。その冒険の過程で愛着が湧いていくんです。

トリィのどこがかわいいのか。
まず、ちょっとした天然ぽさ。トリィは人間の感情が分からず、そのせいで最初は天然かつドライなところがある。そこがかわいい。

そんなトリィが、冒険を通して人間の感情を学んでいく過程がいいんですよね。

音楽を聴いて「いいな」と思ったり、ゼルダが騙されて「くやしい」と思ったり。

後半、ゼルダのピンチに慌てふためいて助けるシーンは、トリィにとっていつの間にかゼルダが大切な存在になっていることがわかる。それがまたジーンとくる。

冒険を通して感情を学ぶトリィ

手足がないので仕草は微々たるものですが、数少ない言葉と動きで絶妙なかわいらしさを表現してくれます。

そして、最後の別れ。
ゼルダシリーズで最後な相棒とお別れになるのは恒例というか、仕方がないんですけど、寂しいものはやっぱり寂しい。

それはゼルダも一緒みたいで、ラスボスを倒したのになんだか浮かない顔。その顔を見て、役目を終えたはずのトリィは初めて「さみしい」を学ぶ。

……すまん、ちょっと泣く。

お別れ

こうして振り返ると、トリィのスクショしか撮ってない(笑)
やっぱりこういう小さくてかわいいキャラに弱いらしい。

とりあえずトリィにまた会いたいので、任天堂は至急トリィのぬいぐるみなりキーホルダーなりを作ってください。お願いします。

そんなわけで、ベッドとトリィが好きになる知恵のかりもの。皆さまもぜひプレイしてください。余裕のある人は創作でこの世にいるトリィの数を増やしてください。



おまけのネタバレ雑談。
トリィって名前、元ネタがなんなのか分かりますか?

私は最初、ナビィをもじったのかな、くらいに思ってましたが。今作のラスボスの名前が「ヌゥル(Null)」なので、多分トリィもプログラム関連だと思うんですよ。

調べた所、トライフォースやトライアングルなど「3」を意味する接頭語のtriから来ている説や、プログラムにおいて例外処理を意味する「try-catch」のtryから来ている説があるみたいですね。

多分どっちも正しいと思いますが、他にも元ネタがあるんじゃないかと私は睨んでおります。
「もしかしたらこれじゃね?」というタレコミ提供お待ちしております。

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