他人から自分への興味。

人は思っている以上に他人に興味を持っていない。これは冷たく聞こえるかもしれないが、むしろ安心していいことだ。誰からも興味津々で見られている人なんて、この世のどこにいるというのだろう。

大人気のアイドルも、史上最強の野球選手も、史上初の偉業を達成した漫才師でさえ、興味を持たれないことがある。そんな輝かしい人たちですら、無関心な人がいるのだから、私たちのような平々凡々な人間が注目されなくても当然だろう。むしろ、1人でも興味を持ってくれる人がいるなら、それは誇るべきことだろう。

もちろん、誰かに好かれたいという気持ちは自然だ。ただ、より多くの人に自分に興味を持ってほしい、好きになってほしいと思うのなら、それ相応の努力が必要になる。そして、その努力をする気力がないのであれば、興味を持たれないことを必要以上に気にする必要もない。

大事なのは、他人が自分にそれほど興味を持っていないという事実を受け入れ、興味を持たれないことを悲観しないことだ。それだけで、少し気楽になれる。

まあ、こんなことを人前で書いている時点で説得力なんてないようなもんだよな。

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