小話小話。
これは本当のような嘘の話。
健忘。
昔々ある所に座り込みをしている集団がいました。
その道を通りたい人達は、非常に迷惑しています。
しかし、その内に諦めて道を開けるだろうと思っていたので、待つことに。
かなり長い時間座り込みをしているので、痺れを切らした人がこう聞きました。
「キミたちはなんのためにこんなことをしているんだ!」
すると、座り込みをしている1人から返答がありました。
「そんなことは、もうとっくに忘れてしまったよ。」
成人。
今日は大変なこと続きだ、そう思いながら、タバコに火を付ける。
すると、近所に住んでるおじさんに声をかけられた。
「キミ、駄目だろう!タバコなんか吸ったら!確か、まだ18歳だろう?」
そんなことを言ってきたので、やれやれと思いつつ答えた。
「やだなぁ〜おじさん、最近は18歳から成人なんだよ?」
そう答えると、おじさんは顔を真っ赤にして怒鳴ってきたので、面倒になった僕はタバコの火を消してその場を後にした。