とある高校生の苦悩という話
今日は少し高校生時代に悩んだことでも書こうと思う。
高校時代の私の悩みそれは、我を出せなかったこと。
自分という人間を他人に開示することに躊躇があったのだ。
高校時代は楽しい思い出も沢山ある、決して駄目な時期ではなかった。
しかし、自分を押し殺していたことが今でも後悔として残っている。
そういう悩みを抱えたのは自分の友人達が本気で自分のやりたいことをやり自分という人間を表現することに長けていたからだ。
少なくとも私の目にはそう写っていた。
そういう友人達を見ていると私は何をしているのだろうという想い、なんて中身のない人間なんだろうという想いを常に抱えていた。
それでも、周りがこれだけ我を出しているのだから私が調整役にならないとなんて当時は思っていた。
まあ、今でもそれは少し思わなくもないが。
そんな自分を変えようと感じたのは高校を卒業するとき、担任の先生と部活の顧問の言葉がきっかけだ。
アナタは周りを優先しすぎるもっと自分のことを考えて良いのだと。
その言葉を聞いて思った。
きっともっと我を出してわがままで良かったのだ、周りの友人達の様に。
それが災いして大学生時にはまた新たな悩みが出来るわけだが、それはまた別のお話。