一見さんお断りという話
実際に行ったことはないが、世の中には一見さんお断りのお店というのがあるらしい。
私が一見さんお断りという概念を知ったのは映画『舞妓Haaaan!!!』を学生時代に見たときだ。
その時から今まで疑問を持っていることがある。
一見さんお断りのお店はいつから一見さんお断りになるのかということだ。
普通ならいくら一見さんお断りにしようと考えているお店でも最初から一見さんお断りとは言えないはすだ。
OPENしたてのお店にくるお客さんは全員が一見さんだ。
そんな時から一見さんお断りをしてたら人が寄り付かないから商売どころの話じゃない。
かといって繁盛しだしてから一見さんお断りのスタンスにしたのでは少し鼻につく、高飛車なお店という印象がついてしまう。
そういうお店にはこのタイミングが来たら一見さんお断りにしようというマニュアルでもあるのだろうか。
私の推測だと、初めから一見さんお断りなんだけど友人とか家族は一見さんじゃない扱いにする。
そして、その友人や家族の知り合いを連れてきてもらい、その知り合いが別の知り合いを連れてくるというシステムだ。
人から人を連れてくるってとこだけ見ると怪しげな勧誘商法に感じるけど、このシステムは理にかなってる気がする。
そうやって内々からやっていく方が、余計なトラブルやマナーの分からない人の暴挙を事前に防げる。
これはあくまでも私の推測なので、実際どういうタイミングで一見さんお断りになるのかどうかは店のみぞしること。
一見さんお断りのお店にも誰でもウェルカムだった時代があるのか、それとも生まれた時から一見さんお断りなのか。
考えれば考える程その謎は深まるばかりだ。
またつまらぬ記事を書いてしまった。
ちなみに『舞妓Haaaan!!!』はとても面白い映画なのでまだ見たことのない方は是非とも1度観てみてほしい。
映画には一見さんお断りはないのでね。