フィクションと現実の間に。

海賊。我々日本人にはあまり馴染みがない存在だ。思い浮かぶのは、麦わら帽子の彼くらいだろう。それか、教科書で少し見た記憶があるくらいか。

しかし驚いたことに、海賊は今も現代に存在するらしい。私からすれば、海賊なんてユニコーンや人魚のような架空の生き物と大差ない存在だと思っていたけど、現在にも生き残っているなんて。

そんな海賊達が何をしているかというと、貨物船や漁船を襲い、燃料や積み荷を奪っていくこともあるし、場合によっては船ごと強奪されることもあるという。悪い奴は陸上に限らず、海上にもいるわけだ。

なんとも危険極まりないが、フィクションの世界でそんな存在を主人公に据えられるというのは、考えてみると面白いし寛大だ。書いてはいけないテーマも増えている今、フィクションの中にこそ、夢が残っているのかもしれない。

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