キャッチコピーが雑談から急に決まった
株式会社栗生の暮らしが、noteを始めて丸一年が経ちました。
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社長です。
昨日、突然会社のキャッチコピーが決まりました。
私がもっとも優れたキャッチコピーだと思うのはリクルートの「情報が人間を熱くする」というもの。
キャッチコピーは一言でその会社が何をする会社であるのか分かることも大事ですが、そのキャッチコピーによってそこで働く人が、その仕事にプライドを持ち、熱くなれるかが最も大事だと思うのです。
以前、起業コンセプトは決めていました。
何のために働くのかみたいな、ここで起業する目的です。
それとは別に、私たちは何をする会社であるのかを示すキャッチコピーが、ずっと欲しいと思っていました。
帰り支度をしながらの雑談から決まった
昨日は水曜日。
店舗を閉めて、仕込みやミーティングをする日なので、この日でないとできない事をしたり、ゆっくりと仕事をしたりすることができる日なのです。
私は事務作業をしたり銀行に行ったりして、夕方店舗に顔を出し、コーヒーを飲みながらスタッフたちと話をしていました。
こういうゆっくりした日のコミュニケーションがとても大事で、いろいろな話を聞いて、その人の人となりを知ることができます。
この日は、結婚相手との出会いはどんなだったとか、屋久島に嫁ぐときの心境や、周囲の反応などをそれぞれ話していました。
新しい環境に身を置こうとするとき、不安もあるけど、わくわくもあるのです。
どちらの気持ちにフォーカスされるかによって、不安になったり、わくわくしたりするのです。
不安を過大評価してしまいがちですが、不安があるということは、その裏にはわくわくもあるのです。
そうだ!くりおのくらしは、わくわくすることをする会社でいいんじゃない?
キャッチコピーは
「わくわくすることをしよう!」
に決まり!
何をする会社かは全くわからない、逆に謎めいてしまっているが、自分たちが仕事に対して前向きに頑張れる感じがする。
楽しいことをしている人も周りには人が集まってくるように、わくわくしながら働く人の姿は、周りの人にもそのわくわく感を伝播させることができると思うのです。
溜息をつきながら仕事に向かうのではなく、わくわくしながら出勤し、わくわくすることを発見し、提案し、具現化していく!
そんな毎日を続けていれば、栗生に住んでいる私たちだからこそできる、わくわくする栗生の暮らし方ができるはず。
一見ふつう過ぎるキャッチコピーかもしれないけれど、今の私たちにはこの言葉で動いていける。
栗生の子どもたちにも、大人になってもわくわくしながら働けるんだと思ってもらえたら嬉しいな。