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ビジネスは自己理解から始まる

どうも、くりおです。


早速ですが、

あなたは何がやりたいんですか?


この言葉は僕が起業を志してから、幾度となく聞かれた質問になります。

ご自身でビジネスをされている方はご経験あるでしょう。

非常に難しい質問です。

”何がやりたいか”

これが多分、全てのビジネスの原動力になるんだと思います。

本当にやりたいことじゃないと、身を削って取り組んだりはなかなかできないですよね。

でも、本当に自分のことをよく理解していないと、納得できる答えには辿り着けないでしょう。

つまりしっかりと自分の心の声を聞いて、解像度高く理解した状態が理想なわけですね。

僕自身サラリーマン歴が長く、今まで自己理解なんてまともに考えてこなかったから、非常に苦戦しました(今でも内省を続けています)。

だから今回は、僕「くりお」の内省の様子を、自己紹介を兼ねて(兼ねられるのか…?)書いていきたいと思います。


ビジネス=文化祭

まずはじめに「何がやりたいのか?」に対する答えを今の僕なりに言うと、

チームでプロジェクトを立ち上げ、三方よし(売り手よし・買い手よし・世間体よし)のビジネスを生み出し続けたい

になります。

要するに様々なビジネスを通じて社会貢献をしたい。
そしてその喜びを仲間と共有したいって感じです。

なんでそんな風に思ったのかというと、僕の過去の経験が割と影響しているのかなと思います。

僕が過去を振り返った時、最も喜びを感じた体験が高校の体育祭や文化祭だったんですね。

学校のそういった行事ではクラスのみんなといろんな企画を考え、役割を決め、同じ目標に向かって協力し合う。
途中は辛いことの方が多いけど、仲間と励まし合いながら時には衝突し、それでもみんなで乗り越えていく。
そして良いものが出来上がった時、心の底から喜びを感じたことを今でも覚えています。

僕にとっては、ビジネスは文化祭みたいなものです。

言ってしまえば、

「みんなで金儲けしたら楽しくね?」

的なノリです。

雑です意外と。

真剣にビジネスに向き合っている方から怒られますかね?
でも今は本気でそう思ってるんだから仕方ない。

今後時が経つにつれ、上記の表現ももっとカッコよく、最もらしい理由に変わっていくことでしょう。


とはいえ僕はまっすぐこの価値観に行き着いたのではなく、それなりの紆余曲折がありました。


マイナス感情で動いてた過去

元々僕は”何かをしたい”という動機よりも、”何もしたくない”ことの方が強く働くことが多かったです。

例えば学校を卒業して就職するときも、「この仕事がしたい!」という熱意ではなく、「できるだけ働きたくない!」という基準で公務員を選んでました(おいおい…)。

公務員になったらそれなりの給料とそれなりの休みが安定して手に入り、生活面では割と満足していたんですよね(反感買いそう…)。

ところが上手くいかなかったのが、職場での人間関係。

日々のパワハラ上司との衝突により疲弊した僕は、なんとか退職しても稼げるようになろうとビジネス書を読み漁っていました。

理不尽な上司と毎朝顔を合わせたくない

その一心でプログラミングを齧ったり、ブログを開設したりして、最終的には動画編集の道で稼いでいこうと決意し、3年ほど準備期間を経て独立しました。

と、社会人になってからの僕は、常にマイナスの感情に突き動かされるルサンチマン野郎でした。

余談ですが、この頃人から借りて読んだ本の中に、神田昌典さんの「非常識な成功法則」がありました。
そこには「ネガティブな感情こそが自分を動かす最も大きなエネルギーとなる」みたいなことが書かれてあって、その影響もあったんだと思います。

今思い返してもかなりの良書だったので、また買って読み直そうと思います。

で、独立してからというと、晴れて自由の身になれたわけですね。

嫌な上司もいない。就業時間にも縛られない。何をしても自由。
まさに僕にとって理想の生活を手に入れたと思いました。

しかしここからがマグマなんです。


本当の自由と責任の重み

自由って聞くと、めちゃくちゃ良いイメージが沸きますよね。
エレン・イェーガーも、自由を手に入れるために調査兵団に入隊したわけです。

ただ僕が退職前にイメージしていた自由と、実際に経験した自由はちょっと違いました。

いや、違っていたというより、”知ったつもりでいた”の方がニュアンスとして近いかも知れません。

実際に自由になってみると、自分を律するものが何もありません。
朝は何時に起きてもいいし、仕事をしてもいいししなくてもいい。
全ての行動の責任は自分に降りかかってくるし、誰も自分の行動を促してはくれない。

そんな世界に、グータラサラリーマンがいきなり飛び込んだらどうなるのか。

生活が堕落していくんですね。

マジで気力がなくなっていく。

人と会えば、励まし合って行動を促せるのですが、人と会うにもそれなりのエネルギーがいる。

完全に己の意志が試されるんですね。

サラリーマン時代のように自分を叱ってくれる存在もいない。
サボっても尻を叩いてくれるような同僚はいない。
行動しないとお金も入らない。

これが本当の自由です。
意外ときついです。

なので強い目的意識を持つことが必要です(僕も現在探しています)。

そして自営業をしていると、サラリーマンの頃は体験しなかった未曾有の責任感・プレッシャーが波状攻撃で押し寄せてきます。

僕もこれまでで既に幾度となく動悸や眩暈を覚えました。

最近ちょくちょく思うんだけど、
パニック障害を発症しない経営者なんているのか…?


今日はそんな感じで自分のことを内省しつつ書いてみました。
取り止めのない話でしたが、最後までお付き合いいただいてありがとうございます。

僕もまだまだ自己理解を深めている途中なので、同じような仲間がいればぜひ教えてください。

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