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味噌作り

 日本人の毎日の食卓に欠かせない食材のひとつ、味噌。暖かい味噌汁を啜った時に「ああ、日本人で本当に良かった」って思いますよね。我が家もNYにいる時から毎日味噌汁を飲んでいます。NYに住んでいた時は味噌がなくなると一大事(?!)「ちょっとみそ買ってきて〜」って言ったら往復の時間で2時間は待たないといけませんでした。最近は日本食も普及しつつあるので、味噌はアメリカ系のスーパーでも見かけるようにはなりましたが、割高かちょっと怪し目な製品。

 我が家は味噌買いに行くには、マンハッタンの日本食材屋まで買いに行っていたので、化粧して、地下鉄乗って…とそれはそれは面倒でした。そしてあんまり添加物が入っていないものを選んでいたので、味噌1パックに$6、7くらいはかけていました。日本円なら7、800円ってとこでしょうか。それでも海外で毎日味噌汁が味わえるのはありがたいことでした。そんな思いをしても毎日味噌汁を飲みたくなるのは日本人のDNAなのでしょうね。

 そして味噌の国に帰ってきて、また毎日おいしい味噌汁をありがたくいただいているのですが、今日は子供たちが通っている幼稚園で味噌づくり体験をしてきました。ドキドキワクワクです。きっと子供たちにもいい教育、体験になるだろうな。さて、どんな1日になったでしょうか。

 まず、麹を受け取りました。持参した塩と混ぜる作業。

大量の麹と長女あかり。

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塩と麹が混ざったら、園庭の大きな釜で炊いてある大豆を取りに。大きな釜で炊いた大豆をつまみ食いしたらほんのり甘くてホクホク。これはおいしい味噌になること間違いなし。順番待ちする私たち。

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もらった炊きたてホカホカの大豆。これを潰していきます。

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瓶で潰すと潰しやすかったかな。

好みの粒になるまで、よいしょ、よいしょ。3歳児も頑張るよ。

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いい具合に潰れたら、ゆで汁を入れて先ほどの塩+麹を投入。

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それ!

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ここからが楽しい作業。みんなでコネコネ。

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そして団子づくりです。おいしくなあれ。

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そして、できた団子をとりゃ!と容器に投げ入れて空気を抜きます。

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塩を表面にかけて、ラップをして。出来上がり。

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この状態で半年は熟成させるようです。1ヶ月後に『天地返し』という味噌を空気に触れさせる作業をするのですが、今日はここまで。結構簡単。出来上がりが楽しみです。自分で作る味噌はとーーーってもおいしいみたいです。今からよだれが出そうです。

 こんな貴重な体験ができて、幼稚園には感謝です。子供たちも楽しめて、美味しくて健康的で伝統的なことを学べた素晴らしい1日でした。

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