高雄のホテルを出て、土産物屋へ。ツアーだと、こればかりはしゃあないな。
さあ、台南へ向かう。楽しみにしていた新幹線だ。こちらは在来線とは線路も駅も違う。
昼食は積み込みのお弁当。弁当手配の都合で台南から乗車したのかもしれないなあ。
台北駅に到着すると、駅の外へ出てバスに乗車。見上げれば目の前に、このツアーを申し込んだ時点の行程表に宿泊予定として出ていたコスモスホテルが立っていた。ここだったら良かったのに。ツアーだからしゃあないけどね。で、まず向かうのは免税店。これまたしゃあない。
おツトメを終えて、十分(シーフェン)へ。前日から明日は雨の予報だから傘を手荷物に入れておくようにと何度も注意されていたが、予報によればなんとか降られないで済みそう。十分は山の中。鉱山として開発された町だが、今では天燈上げ目的の観光客で賑わう。
お次は海辺の高台、九份へ。こちらは台湾映画非情城市の舞台となったり、千と千尋の神隠しのモデルではないかと言われたりして、かつての金鉱山跡の寂れた町が一気にブレイクした。土日はバスは上の方まで登れず、下の駐車場からシャトルバスに乗り換える。下車した先からは狭い通りを歩き、石段を登る。いかにも、の世界が広がっていた。
夕食は集合場所の広場に面して立つレストラン。
夕食後、台北市内のホテルへ向かう。市内といっても、北投温泉に近い北の外れ、天母エリアにある。この4月にリニューアルオープンしたばかり。ありがたいことに、結局、一度も雨は降らず。傘の出番なし。
皆に部屋割りを伝えた後、残るようにリンさんから言われた。カメラがちゃんと着いていたのだ。宅配便代、130台湾ドル、600円ほど。チップを渡そうとしたら、仕事だからもらえないと固持された。
翌朝、いい天気。朝食も期待できそうにないから、鹹豆漿(シエンドウジャン)を食べに町へ出た。朝になってよくよく町を見れば、そこそこ大きな住宅街。ホテルはその中心部に近いようだ。
散歩しながら、川縁まで行って戻った。
ホテルに戻り、もしフルーツでもあればと朝食会場をのぞいてみたが、フルーツはない。コーヒーを飲み、焼きそばを一口。その後、最上階に上がってみると、トレーニングマシーンが2台。で、屋上に出られた。
今日は午前中のみ観光。まず、向かったのは忠烈祠。衛兵の交代が見られるという。
次に向かったのは、故宮。これまでも来たことはあるが、それは個人旅行だから、ガイドさんの説明を聞くのは初めて。大変面白かった。
で、一番有名な白菜は嘉義の分館に行ってるので、写真だけ。肉形石はあった。あれ、こんなに小さかったっけ、と思った。ミュージアムショップなどのぞいて、本日最後はまたまた土産物屋。
終わって昼食は金品茶楼で小籠包など。2階の席だったが、料理を上げるエレベーターが故障とかで、なかなか運ばれてこず。それで、ゆっくり食事ができた訳でもない。
一度、郊外のホテルまで戻って、後は自由行動。リンさんが最寄りのMRT駅まで一緒にバスで行ってくれる。ひとり15台湾ドル、70円ほど。
皆さん、お目当ての駅で乗り換えたり、下車したり。台北駅で下車。駅近くのコスメの店へ向かったが、Google Map情報が古かったようで、今はない。迪化街(ディーホアジエ)方面へ向かう。今日はお土産の買い物と夕食のための町歩き。
古い問屋街にさしかかると、何やらパレード。お祭りかな、神様を引っ張り出していた。
昔ながらの漢方薬や乾物などの店、所々に現代的なカフェやショップもある。若い人たちが行列してる店もある。
結局、プーアル茶(ガイドのリンさんが続けて飲めば痩せると強調していたため)、乾物、籠屋でちょっとした日用品などを買った。途中のギャラリーでは、台北と沖縄のコザ、双方のアーティストがコラボした展覧会をやっていて眺めたり。
さあ、そろそろ予約しておいたレストランへ行こう。本店は高級な店らしいが、台北駅近くに出しているカジュアル版の支店。
他にはヘチマと干し貝柱炒め、海鮮豆腐スープなど。やっと、好きな物を注文して、時間も気にせず食べることができて満足。ただし、紹興酒はボトルでしか注文できず、ビールをお代わりした。
MRTとタクシーを乗り継いで、ホテルへ戻り、近くの豆花屋へ歩いて出かけた。
狭っ苦しい部屋でまた一晩寝て、翌朝はひとりで別の店へ鹹豆漿を食べにいった。
食後、お散歩。
今日は空港へ行くだけの予定。バスに乗り込み、桃園空港へ。事前の天気予報では、毎日のように傘マークが出ていて、どこかできっと降られるなあと覚悟していたが、結局、傘は一度も使わなかった。前半、台中、高雄は気温が高かったが、台北へ来てからは涼しく、過ごしやすい気温だった。ありがたいことだった。
空港でチェックインして、リンさんとお別れ。お世話になりました。
無事に帰国し、予定より早く帰宅できた。