ピンポン玉を発射してみよう!
この記事では、ユカイな乗りものロボットキットを使って作ることができる「ピンポン玉発射ロボット」の作り方を紹介します。
モノを飛ばすロボットには、移動するロボットにはない難しさや楽しさが詰まっています。この記事を見ながら、一味違うモノづくりを体験してみてください!
また、このロボットは、小学生ロボコン2022-23の「全国共通オンライン予選会」の競技課題をこなすこともできます。
「小学生ロボコンに興味はあるけど、どんなロボットを作ったらいいかわからない…」という方は、是非この記事からロボット作りを始めてみてください!
気をつけること
このキットには、結束バンド、電池ケースなど取り扱いに注意が必要な部品が入っています。また、ハサミなどのものを切ることができる道具は、ケガをしないように注意深く使う必要があります。
ロボットを作り始める前に、作業中に気をつけておくべきことについて確認しておきましょう。
コントローラーを作ろう
まずはじめに、ロボットを動かすためのコントローラーを作ります。
キットから必要な材料を集めて、以下の手順に従って作っていきましょう。
コントローラーの形は自由です。プラ段ボールを切って形を変えたり、スイッチの向きを変えたり、色を塗ったり…思いのままに作りましょう!
台車を作ろう
それでは、ロボット本体を作っていきましょう!
今回作るロボットは、移動するための台車と、ピンポン玉を発射する発射台の二つの部分に分かれています。まず初めに、以下の手順に従って台車を作っていきましょう。
ロボットが前に進むために必要になる、重要な部分です。振動で壊れたりしないように、モーターなどをしっかりと固定しておきましょう。
モーターをうまく貼りつけられないとき
モーターの中には動きをよくするための油が入っていますが、ときどきこの油が外に漏れて両面テープなどを貼りにくくなることがあります。
モーターにうまく両面テープが貼りつかない時は、アルコールティッシュ(ない場合は普通のティッシュでもOK)で貼りつける面をしっかりと拭いてもう一度試してみてください。
発射台を作ろう
次に、このロボットで最も重要な役割を持つ発射台を作っていきます!
この発射台は、結束バンドがしなる力を利用して、ピンポン玉を弾き飛ばすことができます。
少しのズレでもピンポン玉の飛び方は大きく変わります。結束バンドの長さを左右でそろえたり、モーターを真ん中に取り付けたりと、丁寧な工作が正確な発射に繋がります。
合体させよう
いよいよ、台車と発射台を合体させてロボットを完成させます!
以下の手順に従って、最後の仕上げをしていきましょう。
動かしてみよう
出来上がったロボットを早速動かしてみましょう!
以下の手順に従って、ロボットのモーターから伸びている白いコードをコントローラーに接続しましょう。ロボットとコントローラーを接続し、コントローラーに電池を入れたら準備完了です。
スイッチを傾けて、ロボットが動き出す瞬間を楽しみましょう!
コップなどの的の中に、離れた場所からピンポン玉を入れられるかのチャレンジなどで、楽しみながら動かすこともできます!
改良してみよう
遠くに、正確に飛ばすためにはどんな工夫をしたらよいかを考えてみよう!
ここでは、飛び方を調整するヒントについて紹介していきます。
他のタイプのロボットを作ってみよう!
今回作ったロボットはあくまでも一例です。ユカイな乗りものロボットキットを使えば、様々な種類のロボットを作ることができます。
他の作例を紹介する記事を参考にしながら様々なタイプのロボットを作ってものづくりへの理解を深め、オリジナリティあふれる自分だけの作品づくりに挑戦しましょう。
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