いつが神ライブなのか ~【櫻坂46】『W-KEYAKI FES. 2022』の日程をみて~
『W-KEYAKI FES. 2022』の詳細が発表された。
日程だけをみると、両グループが、それぞれ交互にライブをやるようなのだが、実際のところはどうなるのだろうか。
少なくとも、メインとなるのは、それぞれ1日ずつとなりそうということだけはわかるが、それ以上に、せっかく二つのグループが揃うので、何か特別なことをやって欲しいと思うのは当然だろう。
『欅共和国』を知っているファンからすれば、会場も同じであることから、二つのグループによる、あの「わちゃわちゃ感」がまた観たいと願ったとしても不思議ではない。
運営側としても、もっと詳細について書きたいのは山々なのだろうが、まだほとんど決まっていないというのが、本当のところなのかもしれない。
チケットの先行販売をすることもあり、メインとなるグループだけは決めておかないと・・・ということで、取り急ぎ、日程が発表されたような気がする。
そうなってくると、観客側は、どの日に申し込むのが正解なのか、迷ってしまうだろう。
全ての日に参戦できるのがベストであるが、抽選となるため、希望した日程が購入できるとは限らない。
運良く連日参戦することになったとしても、自宅と会場を毎回往復するのは結構大変である。
思い切って、近くに宿泊することを選択した方が、精神衛生上も好ましいだろう。
都心から富士急ハイランドに行ったことがある人なら、もはや常識とも言えることであるが、車や高速バスで往復すると、地図上の距離に比べ、渋滞などの理由で、往復するのにかなりの時間を要する。
電車も乗り継ぎが必要であるため、予想外に不便であり、決して快適な旅とは言えない。
しかも、KEYAKIの野外ライブは、雨や水の洗礼も受けるので、ライブ後に早めに着替えをしないと、体調を崩してしまう人も出てくるだろう。
夏とは言え、山梨の夜は、結構冷え込むからだ。
・・・と、ついつい大変なことばかりを列挙してしまった。
まぁ、一回参戦すれば分かるのだが、こんな苦労を吹き飛ばしてくれるほど、興奮と感激を与えてくれるのが、彼女たちのライブである。
昨年も配信で参加できたが、やはり実際に現地で参戦した時と比べると、何か物足りない。
大変なことはわかっていても、あの興奮は、現地でこそ感じることができるものである。
それは、メンバーの皆さんも同じようで、いつにも増して気分が高揚している様子が、表情などからも伝わってくる。
これこそが、「FESTIVAL」と名づけられている所以だろう。
日常では出来ない非日常の体験ができるのが、「祭典」だからだ。
今回発表されたライブ日程をみて、一部のファンからは、「一緒にライブをする日はないの?」という声もあがっているようだが、多分、その懸念は杞憂に終わるだろう。
そのあたりは、当然、メンバーや運営側も考えているはずなので、もうそれはお任せして、ただひたすら全身全霊で楽しむために、フェス参加の抽選に申し込むのが一番賢い楽しみ方である。
彼女たちのライブに参戦してみて、いつも感じるのは、
「自分が参加できたライブが、一番感動した神舞台である」
ということだ。
自分が参加できなかったライブの評判を耳にし、頭でいくら思い描いてみても、実際に参戦したライブ以上に興奮し、感激することはないだろう。
そんな「一期一会」の出会いを感じさせてくれるものが、まさに「ライブ」(=現地でのふれあい)である。