INFPの適職について真面目に考察してみた
就ける仕事のないINFP。
履歴書ボロボロだろ?
真っ白って奴もいるかもね。
社会に出たINFPが直面する事が、「就ける仕事がない」事。
ほんとうに適職というものがない。
「芸術家」だの「アーティスト」だの、そんなんで食えたら苦労しねえんだよな!!!!
INFPは大多数の一般的な人間が就く一般的な仕事にことごとく向いていないのだ。
「学歴不問!」「未経験OK!」とか書いてあるけど、これは全部社会適合者である事が前提。
社会不適合者INFPは真に受けちゃだめ。
まっとうな普通の人間なら、学歴なくても未経験でもなんとかなるんだよ。
「誰でもできるお仕事」の誰でもにお前らは入ってねえからな。
誰でもできる簡単なお仕事は、INFPにとっては選ばれし者しかできない難しいお仕事。
でもそんなINFPでも、生きる為には食っていかなきゃならない。
INFPでも、できる仕事はあるはず。
働きやすいところはあるはず。
今回はINFPの適職について、徹底的に考察してみたよ。
INFPはどういう仕事ならできるのか
注文が多い奴だな。
いろいろあるけど、INFPがとくに仕事に求める事といえば、
「自分の好きな事」「自分らしくいられる」のふたつだと思う。
興味がない仕事はしたくない。
自分にとってやりがいのない仕事は嫌だ。
「好きな事を仕事に」の願望が大きいのが、INFPなんだよね。
また、居心地良い働き方、職場環境も、INFPが求める理想。
「自分らしくいられる場」でないと、INFPは満足にパフォーマンスを発揮できない。
好きな事ができて、なおかつ自分らしく働ける仕事。
このふたつをもとに適職を考えていきます。
INFPに向いてそうな適職
クリエイティブ業
INFPという特性を最大限考慮すると、クリエイティブ業が最も合う業界かと考えられます。
「クリエイター」というと「誰でもなれる仕事じゃねえだろが!!」となるかもだけど、
クリエイターとは別に、ボカロPやイラストレーターといったアーティスティックなフリーランスだけを指す訳じゃない。
要するにクリエイティブ業と言われる仕事に就いていればクリエイターだ。
会社勤めのデザイナーや動画編集者もクリエイターです。
また、華々しいイメージをもっているかもだけど、基本的な業務はいたってフツー。
決して敷居が高い職業ではなく、周りの一般的な職業とおんなじ。
だから「飛び込む勇気がない……」なんて思わなくても大丈夫。
といってもクリエイティブ業は、スキルが必要。
実際に手を動かして身につけていくのは時間がかかるけど、知識を覚えるのは今すぐにでもできる。
独学でも良いけど、社会人向けの専門学校やスクールも多いから、本気でやりたい!という決意があるなら是非通ってみよう。
デザインや動画制作など、興味があるものがあるならまずは参考書やネットで勉強してみたり、ソフトをいじったりしてみよう。
そして簡単なものでいいから作品を作ってみよう。
Adobeが買えなくても、フリーソフトをいじってみるだけでも十分デザインの勝手は覚えられるはず。
まずはやってみる事。
何よりも行動力と実績作りが大事。
INFPは興味のある事に関しては積極的になれるし吸収も早いから、すぐにスキルアップを目指せると思う。
凝ったコラ画像作れる腕前があるなら、十分やってけるよ。
スキルを活かせる仕事
クリエイティブ系に限らず、INFPは「手に職」を意識した方がいい。
事務や営業などの一般職ができない/興味を持てないINFPは、専門職の方が向いているんじゃないかと思ってます。
技術やスキルを活かせる仕事。
技術がある人は重宝されるし、一度身につければ応用も効く。
実績と経験を積めば、転職しても「キャリアがある」と評価してもらえる。
常にスキルの勉強、アップデートは必要だけどね。
技術職でなくとも、外国語を話せる、といった事でも十分手に職になる。
また、スキルは複数あった方がいろいろと有利。
仕事の幅も広がるし、持つスキルの掛け合わせが多いほど希少性が高まり、唯一無二の人材になれる。
「あなたにしかできない」という存在になろう。
INFP自身、そう言われる事への憧れも強いしね。
「英語と中国語とフランス語が話せる料理人兼youtuber兼動画クリエイター兼演歌歌手」なんて引く手あまたに違いない。
なお、「好きな事を仕事に」の部分では、ある程度の割りきりが必要。
フリーランスになっても、それは意識しないといけない。
第一、完全に好きな事だけで食べていけてる人間なんていない。
アイドルだって俳優だって、ボカロPだってイラストレーターだってそう。
「好き」の中にも、苦手だったりあまり好きじゃない部分はあるでしょ?
俳優は得意じゃない役柄を演じなきゃいけない事もあるし、ボカロPは好みじゃない楽曲を作らなきゃいけない事もある。
仕事だからね。
でも彼らはプロだから、しっかりと応えてる。
「好きじゃないからやりません」は、どんな有名人だってできない。
それを分かっていないと、理想と現実のギャップで逆に嫌いになってしまう弊害もある。
自分の極端な理想は抑えて、ある程度現実をしっかり見て割りきる事が、仕事において最大の課題。
仕事は仕事。趣味とは切り離して考える事が必要だよ。
就労支援施設でアルバイト
居心地良い職場、という部分を第一に考えると、職場全体の人間関係が重要になってくるよね。
だけど職場の人間全員が優しい良い人、気が合う人、なんて事はあり得ないし、必ず一人くらいは苦手な人間がいるもの。
それでも、全体の雰囲気として比較的和やかな、寛容な仕事場というのはあると思います。
INFPは、HSPや発達障害と似た特性を持っています。
なのでHSPや発達障害者などのハンデを抱えた人が中心に働く場が、INFPにとっても働きやすいと思う。
HSPの為の職場、なんてのを探すのはなかなか難しいけど、発達障害その他障害を抱える人が多く働く場というのはあります。
それは就労支援施設。
A型/B型事業所などの就労支援施設が運営する会社でアルバイトするのも良いかもしれないです。
就労支援支援では、ギャラリーカフェなどのお店をやっているところが多い。
就労の場として利用者が働いてます。
こういう場でも、HPや店頭でアルバイトスタッフを募集しているのをよく見かけます。
支援員として福祉資格がいるところもあるけど、カフェスタッフとしてなら資格も必要ないので、一般的な飲食店のバイトのイメージがついていれば大丈夫だと思う。
福祉施設だから、障害者や福祉についてはある程度の理解が必要だけどね。
キッチンやホール、支援員と共に利用者の補助、などが主な仕事内容。
福祉の場なので支援員含めたスタッフも、仕事の手際や臨機応変な対応などINFPが苦手とする事に比較的寛容というか、一定の理解がある。
客もそういうところだと分かって来店するので、普通の飲食店に多い変なクレーマーにも遭遇しにくい。
福祉施設である事もあり、営業時間も決まっていて土日祝は休日(お店による)。
一般的な飲食店よりは働きやすいかと思います。
一般求人ではなかなか探せないので、「就労支援施設、カフェ、アルバイト、募集」と検索して見つけるのが近道。
HPや店頭に詳しい要項や施設の様子が載っているので、合いそう、働きやすそうなところを探してみよう。
福祉施設に抵抗ないのならおすすめです。
以上、ぼくなりに分析してみたところ、上記3つがINFPに合う仕事かなと思います。
もちろんINFPは絶対この仕事に就け、なんて訳じゃないし、この仕事しかできない、なんて事でもない。
INFPという特性を考えると、「こんなところが比較的向いてると思うよ」という一考察です。
適職なんてぶっちゃけ人それぞれだし、仕事は自分で決めるもの。
ただINFPで悩む人の仕事探しに、ちょっとでも参考になれればと思い今回記事にしてみました。