友達は期間限定のものだから、あまり気にする必要はないよ
友達関係は「期間限定」のもの
「どんどん友達がいなくなってしまう……」
「あれだけ仲良かったのに、疎遠になっちゃった……」
そう悩む人は多いかと思います。
ずっと仲良かった友達がいなくなっちゃうのは、やはり辛いものがあるよね。
もとから友達が少ないと、なおさら……
ぼくもただでさえ少なかった学生時代の友達とは、今は完全に疎遠です。
年賀状のやりとりだけの子、いつの間にか音信不通になった子、いろいろいるけど、彼らが今後ぼくの人生の表舞台に戻ってくる事はきっともうない。
皆、友達の役目を終えたからです。
そもそも人間関係自体、「期間限定」のものなのです。
家族だって、亡くなればもう「その人との付き合い」はそこで終わり。
思い出はずっと残るけど、その人自体はもう二度と自分の人生に登場してはくれない。
悲しいかもしれないけど、縁とはそういうもの。「ぼくの人生」の舞台でぼくの人生を彩る役を終えた登場人物はもう出てこない。役目を終えれば役者は去っていく。
友達は永遠のものじゃないし、どんなに仲良い関係でもそれがずっと続く保証はない。
人は変わっていくものだから、ずっと一緒って事はない。互いのライフステージやスタイルが変わると、共通点がなくなっていく代わりに相違点が気になってきて、対等な関係を続ける事が難しくなってくる。
「そんな事気にしない!」と思える人もいるだろうけど、互いにそう思える友達関係というものは少数派で、
「あれ、何か違うな、何か違うな。自分たち、変わっちゃったな。ずっと友達だと思ってたのに……」となる人たちがほとんど。
互いが変われば関係性も変わっていく。
それに、どちらかまたは両方が「もう友達やめるわ」となったら、もうその時点で関係はおしまいだし。
あっけないものなんだよね、人間関係って。
割り切れたら気が楽になる
「友達なんてものは期間限定の付き合い」って事を知り、「そういうもの」だと思って諦め開き直る事にしたら、気が楽になりました。
たぶん世の中の人たちは「友達は期間限定」って事に、小さい時から割りきりができてるんだと思う。だから去っていっても気にしない。また新しい友達を作って遊んで、去っていったらまた新しい友達を作る。友達とはそういうものだから。
でも、ぼくみたいに割りきれない人間は、友達は買いきりのものだと思っちゃう。
「一度友達になったら一生ずっと友達でいられる!」って考えるから依存しちゃうし、去っていかれたら恨んじゃう。「一生友達だと思ってたのに!裏切られた!自分の事は友達と思ってくれてなかったのか!」と。いやいや、そんな重く受け止める必要はないって。
それは何も友達が裏切ったとか、君に人間的魅力がなかったからとかそういう訳じゃない。ただ、互いに友達としていられる期間が終わったから関係が終わったというだけ。
期間限定LINEスタンプや期間限定スイーツと同じ。期間が終わったから終わります、ただそれだけの事。
友達を繋ぎ止める為の努力とか、そんな事はする必要はない。自分が疲弊するだけだし、そんな事をしてまでしがみつく関係はろくなものじゃない。自分だけが苦しい思いをしなきゃいけない関係なら、そんな関係は捨てた方が楽。
終わった友達関係はすっぱり割りきって、
趣味を充実させるとかずっと行きたかった旅行に行ってみるとか、自分の為にできる事をしてみよう。
自分の一番の友達は、自分なんだから。
友達自体が期間限定の関係だから、「どんどん友達がいなくなってしまう」と気にする必要はない。
その事に気を病むよりも、自分がやってて楽しい事に挑戦したり、没頭した方が楽しいよ。
友達は一時の期間限定だけど、自分は自分が死ぬまで傍にいてくれる存在だからね。
期間限定の付き合いは、その期間は思いっきり楽しんで、終わったら潔くサヨナラ!
友達関係はそうやって割りきろう。
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