血統と伝統
我々は但馬牛を飼っている。
簡単に言うと但馬牛のグレードの上位のグレードが神戸ビーフになる。
他にも細かな基準はあるがおおまかに言えばこんな感じだ。
昨日、兵庫県でま有名な牛飼いの上田畜産の上田社長にお会いした。
一言で。プロだった。
色んな言葉を伝えてもらったが
一言一言が素敵で、真髄をついていた。
その中の一つがタイトルの
血統と伝統
だ。
但馬牛は本当に凄い伝統がある。
そして、本当に考え抜かれた血統も出来ている。
その二つが掛け合わされ素晴らしい神戸ビーフが日本中。そして、世界中に旅立って行って沢山の人を喜ばせている。
それは悪い事で無く良い事である。
しかし、多くの農家がこの二つに甘えている部分がある事も認めざるを得ない状態である。
しかし上田社長は全国の血統、伝統が無い牛飼いの人達は、その部分で売れない分、牛の中身で勝負をしている。よっぽど牛に詳しくて、すごい。と話をされていた。
基準が、但馬牛では無く。
牛なのである。
ここでも科学的な知識を牛に使っておられた。
一言で言うと理にかなっていた。
あー。
なぜこのタイミングで上田社長に逢えたのだろうか。
本当に運命的な事を感じた。
牛とはなんぞや。
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