人間の筋肉を構造で考える
今回は人間の運動特性を考えます。
本来人間はどうあるべきか?というそもそも論をお話しようかと思います。
僕はよく運動します。フィットネスでマシーンを使いウェイト器具を利用してトレーニングしています。ですがここ最近変わりました。
要するに筋肉を肥大させるだけのトレーニングから脱却しました。
筋肉を大きくする場合”トレーニング時の姿勢”が重要になります。
例えば胸の筋肉を大きくするにはチェストプレスというマシーンを使います。
・チェストプレスの重さをセットする
・マシーンに座る
・肩甲骨寄せる
・肩を落とす
・力負けしないようにチェストプレスのバーを押しだす。
これは分かりやすいくいうと。
【関節に制限を掛けて、胸の筋肉が最大限伸びる恰好の姿勢】
そして重いものを持ってトレーニングにすると筋肉が大きくなりやすいです。ですがこのようなトレーニングで体を痛めている方はとても多いです。
またマッチョが出場する大会に出るコンテスト選手は肩や腰を痛めている方が多い傾向にあります。これは当たり前です。
上記で記載したチェストプレスとは。
関節の動きを制限させ、重いものを胸と腕を使って前に押し出します。ですが本来は腕を前に出す行為とは、関節制限を掛けず腕を前に出しますよね。
そして筋肉が肥大し筋肉が大きくなればなるほど関節を邪魔します。
痛みの発生がします。
体の作りの基本とは。
僕の考えは本来の人間の機能を考えます。
そもそも人間は立位ベースで骨と筋肉が構築されていますね。その特徴しては、歩行、走る、ジャンプ、物を投げる。
原始的ですがここが本質だと考えます。この機能を無視したのがフィットネストレーニングです。(関節を制限し、筋肉が大きく動かすこと)
下半身は走るために筋肉の長さはそれぞれ違いますし、関節もバラバラです。物を投げたり、細かい作業するにために機能的に作られます。
だからこそ運動の中で、原始的な行動をとることは重要です。
肩こりある方は走ると改善します。
ジャンプすると体幹が強くなります。
物を投げると体の柔軟性が上がります。
※勿論、長年このような動きを行っていない方でいきなり走ったりすると痛めます。
我々はそもそもどのような構造なのか?と、理解あれば自身のパフォーマンスは高ります。少しでも理解していただければと思います。