配達の仕事

2022.10.12

20年も前から自分の店舗開業を夢にみていました

がなかなかピンとこない　やりたいかたちが定まらない
一歩が出ないまま年月は過ぎ　考えれば考えるほど現実味から離れていき　雇われる気楽さに浸っていました

そうこうしてるうちにコロナが始まり飲食店は軒並み打撃をうけて　雇用解除の現実

追いつめられたところで閃いたのは自宅の改造

それなら賃料も発生しない休眠していても不安はない
工事費だけ出せれば誰にも迷惑かけることなく自己完結

そして完成した厨房
やっぱりそのまま
しばらくそのまま
だけど不安はない
宣伝もしていなかったけどあるお誘いをいただき　子ども用のお弁当を作ることに

経験のある子ども給食と違って　お弁当はなかなか慣れなくて実験しながらここまで来ました

大事にしていることは曲げずにやりたい　
自分の請け負ったお仕事
もうすぐ2年経ちます
　やっと内容と環境が整って来ました

なるべく安心安全な食材　値段は上げず
環境にも優しく　誰の負担にもならないように　特にわたし自身が気持ちに曇りのない状態で出来ること

今朝は手持ちの配達用バックに丁度ピッタリの数になりました
やっと揃った証拠みたいに見えました

子どもたちの食欲と食べやすさとも　ほぼぴたりフィットしたようで残りはほぼ僅かでした

毎回なかなかこうは行かないけれど　誰しもが心地よくを目指して
ゆったりとした気持ちでやって行こうと思います

食べ物を無駄にしないのはもちろんだけど　穏やかな食事は気持ちもよくなると　わたしは思っていますので　そこを大事に

この機会をありがたく
丁寧に取り組みます

ほんとは　どんなものでも　おうちのごはんが一番のご馳走だと思っています
それも段々と伝えて行きたいです
わたしの仕事がなくなったときが本当のやりたいこと達成なのだと思ってます