カリカリクッキー
ただいま お弁当屋さんを開業すべく 準備中です
並行して続けている仕事に 給食業務があります
元はといえば 息子のアレルギーや成長に必要だと 食事改善を学び始めたことから 始まっています
しばらく学校に通って学びました
実生活でも実践して 緩やかに定着したおかげか 息子はがっしりとした丈夫な青年になりました
ということが ベースとなり たまたま見つけた公立の保育園での求人
ハレの日ではない普段の食事に近づきたいなぁと薄っすら思い始めていた頃でした
毎日子どもたちが食べている手作りの給食はどうなっているのか
丁度よいタイミングでした
食で社会貢献ができるかもしれない
すでに マクロビオティックのカフェで仕事をしていたので シフトをやりくりして 何とか両立を目指しました
1年間という限られた期間でしたが それはそれは濃密な体験でした
衛生面も厳格で 数量や 時間 手順 アレルギー対応なども もちろんバッチリきっちり
毎日が 緊迫した時間で からだはコチコチでしたが
大量調理の現場を知るには 大変有り難い時間でした
そして ほんとに 丁寧な手作りの献立
ルーから作るカレーは子どもに大人気のメニューでしたし どれもこれも 熟練の調理さんたちの味付けの絶妙なこと
惜しげなく手間をかけて仕上げていかれます
その様子を じっくりと見させてもらいました
その後 開園予定の保育園から今の仕事に呼んでいただきました
既成の献立なし 菜食での完全オリジナルメニュー作りというスタートだったので 試行錯誤が続きました
試作の時間がほとんどない中 経験と勘が頼りです
もう1人の調理さんと 分担しながら続けていきました
そんな日々も今年6年目を迎えました
子どもたちの成長を考え 菜食から 普通食へ方向転換も終えました
相方さんはすでに園を去られましたが カリカリクッキー は健在です
バージョンアップして 丁度よい分量 食べやすくて 栄養価も上がるレシピになりました
作る側の力が抜けてくると 食べる側の子どもたちにも伝わるのかな 昨日はとっても穏やかなおやつ風景でした
まだまだ改良できるメニューが残されています
これからも子どもたちの様子をよく見て 美味しくて安心な給食作りをしたいと思います