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3.11お味噌づくり

昨年、3.11にお味噌を仕込もう!と思いついて、ご時世もあってZoomでお友達とつながって、お味噌づくりをしました。

そして今年は、リアルに会ってお味噌づくりができました。

そもそも、なぜ3.11にお味噌づくりをしようと思いついたのか。

それはもちろん、2011年3月11日に起こった東日本大震災、その後の福島原発事故が関係しています。

話しが長くなるので、かな~り割愛して話すと、きっかけは「ウランとみそ汁」という小冊子でした。

「ウランとみそ汁」に関しては、こちらにも書いています。

「お味噌には放射能を軽減させる力がある」
という話しがあります。
原理は検索したら調べられるので、ここでは割愛します。

そして、原発事故のあとから、福島にお味噌を届ける活動をされている人の話しを聞きました。

私たちがケアンズでお味噌を作っても、それを届けることはできないけれど、あの日の出来事、あの日に自分が感じたこと、あの日から今までの日々、そういったことに想いを馳せるきっかけにはなるんじゃないかな~と思い、作ることにしました。

昔はお味噌は「買うもの」だったな。
今でもお味噌は買うけれども、自分で作れることを知っている。
そして、何からできているのか知っている。

これって、すべてに言えることで、お味噌づくりをすることで、
物事の本質を知るきっかけになったように思います。

「一般的にこういわれているけど、ほんとのところはどうなんだろう。
そして、それに対して自分はどう感じているんだろう。」

そんな風に、外向きの矢印から内向きの矢印に、意識を変えるきっかけにもなりました。

これってとても大切なこと。

「自分軸を意識する」

3.11の出来事は、現在も進行中。
でも、それはそれぞれの中でいろんな形に変わって進行している。

それに気づかせてくれたお味噌づくりでした。

一緒に作ってくださった皆様。
同じ時間を共有できたことに感謝いたします。

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